
第89回全国高校野球選手権岐阜大会の組み合わせ抽選会が23日、関市のわかくさプラザで開かれ、出場する65校の主将によるくじ引きで準々決勝までの対戦が決まった。Dゾーンは優勝候補の大垣日大、中京など強豪校が集中する激戦区となった。
抽選会では、くじ引きの順番を決める予備抽選の後、シード校の帝京可児、岐阜総合、美濃加茂、大垣日大を各ゾーンに分けて抽選。残ったチームの主将が順にくじを引いた。
今年は、岩村高が明智商高と統合し、恵那南高に校名変更したが、出場校は昨年と同じ65校。1回戦は開幕戦の1試合のみで、中京と多治見工が対戦する。選手宣誓は、岐阜北の森俊介主将に決まった。
大会は、7月14日に長良川球場で開幕し、開会式後に1回戦1試合を行う。15、16日に2回戦16試合が県内6会場で行われ、順調に日程を消化すれば、決勝は28日の予定。
春の甲子園を経験した大垣日大、中京がそろって入るなど強豪校がDゾーンに集中。A―Cゾーンは、岐阜総合、帝京可児、美濃加茂のシード校以外に、岐阜城北や市岐阜商などにもチャンスは十分にある。
ゾーンごとに展望すると、Aゾーンは岐阜総合、市岐阜商が抜けている。岐阜総合は竹市真治、廣瀬仁ら投手力が充実。打線も上野拓昭、野田浩輔ら長打力のある選手がそろう。順当に勝ち上がれば、好投手新田成良を擁する中津商と対戦する。市岐阜商は2年生中心ながら、好素材がそろう。エース小寺譲も安定感があり、総合力は高い。
Bゾーンは、春季県大会覇者の帝京可児、打力のある岐阜城北が有力。帝京可児のエース辻本将也は変化球の制球力が増し、投球の幅が広がった。連投に不安は残すが、春季県大会では打たせて取るピッチングで優勝の原動力になった。岐阜城北は長打力のある丹羽将弥ら好打者が並ぶ。大垣西はエース清水良高の出来が鍵を握る。打線の好調な加納、清翔も食い込む力は十分にある。
Cゾーンは、シード校の美濃加茂が総合力でリード。好調な美濃加茂打線と、初戦でぶつかる大垣東の左腕片野宏志との対戦は注目。好カードとなった土岐商と東濃実の勝者も勢いに乗れば、勝ち上がる力はある。麗沢瑞浪はエース堀啓介の調子次第。選手層の厚い長良、関商工にもチャンスはある。
強豪校がひしめく激戦のDゾーンは、順当なら大垣日大、中京が準々決勝で対戦する。大垣日大は、小林和稔、大林賢哉、森田貴之、箕浦和也ら破壊力のある打線が健在。投手はエース森田に頼りがちだが、安定感は抜群だ。中京は、甲子園マウンドを経験した小亦哲、川口尊の2本柱を中心に投手の駒は豊富。打線も個々の能力は高い。2年生左腕の早川成英を擁する県岐阜商、昨夏の選手が多く残る大垣商の戦いぶりも注目が集まる。
(6月24日 朝刊)
