
第90回全国高等学校野球選手権記念岐阜大会の組み合わせ抽選会が14日、関市のわかくさプラザで開かれ、出場する66校の初戦の相手が決まった。Bゾーンは春季県大会で優勝した市岐阜商、昨年覇者の大垣日大、強豪の岐阜城北などが入る激戦区となった。
![]() くじを引いて組み合わせを決める各校の主将ら=わかくさプラザ |
各校はA―Dの4ゾーンに分かれ、準々決勝まで実施。その後、勝ち上がった4校がもう一度抽選を行い、準決勝の対戦相手が決まる。今年は、3回戦または4回戦まで1週間置きに試合を行う。例年のような短期決戦とは違い、長期的な戦い方も勝負のポイントになりそうだ。各ゾーンを展望した。
Aゾーンは、春季県大会で準優勝した県岐阜商と帝京可児の争いか。県岐阜商は、早川成英、早野喬文、山田智弘の3投手の継投。機動力を使った攻撃にも厚みが出てきた。帝京可児は、2年生が多く、目立った選手はいないが、総合力が向上。両校は、順当に進めば3回戦で対戦する。好投手を擁する岐阜も侮れない存在だ。
Bゾーンは、市岐阜商、大垣日大、岐阜城北など強豪がひしめき、最も厳しいゾーンと言える。市岐阜商は、エース原一智を軸に、堅実な守備をみせる。秋季、春季大会で東海地区大会に出場し、経験を積んできた。岐阜城北は、MAX147キロのエース伊藤準規がけがから復帰。打線も調子を上げている。大垣日大はエース平沼貴晴が安定感を増し、チームの調子は上向き。昨夏以降は無冠に終わっており、連覇に意気込む。
Cゾーンは、力の差があまり見られず、どのチームが勝ち上がってきてもおかしくない。シード校として入ったのは土岐商。村瀬郁也、余語翔の継投で打たせてとり、守りからリズムをつくる。初戦で戦う加納も、投手陣は豊富。互いに戦いにくい相手だが、勝って勢いをつけたい。東濃実、大垣商などが追い掛ける。
Dゾーンは、中京が頭一つ抜け出す。中京は中井健太、滝川雅博ら完投できる投手をそろえる。打線も主将の小嶋友士を中心に爆発力があり、どこからでも点を挙げることができる。春季県大会で8強入りし、準々決勝で中京に1点差で敗れた岐阜工は雪辱に燃える。岐阜総合―中津商は2回戦屈指の好カードで、両校の戦いぶりに注目が集まる。