第90回全国高校野球熱闘岐阜大会

第90回全国高校野球熱闘岐阜大会

組み合わせ抽選会 岐阜大会7月5日開幕

 第90回全国高等学校野球選手権記念岐阜大会の組み合わせ抽選会が14日、関市のわかくさプラザで開かれ、出場する66校の初戦の相手が決まった。Bゾーンは春季県大会で優勝した市岐阜商、昨年覇者の大垣日大、強豪の岐阜城北などが入る激戦区となった。


各ゾーン展望

◆中津加わり66校が熱闘

写真:くじを引いて組み合わせを決める各校の主将ら
くじを引いて組み合わせを決める各校の主将ら=わかくさプラザ
 抽選会では、くじ引きの順番を決める予備抽選の後、シード校の市岐阜商、県岐阜商、中京、土岐商を各ゾーンに分けて抽選。各校の主将が1人ずつくじを引いた。
 今年は、軟式部から硬式部に転向した中津が新たに加わり66校が出場。開会式は7月5日午前10時から、岐阜市の長良川球場で行われる。その後、開幕戦となる揖斐―羽島北と、土岐紅陵―瑞浪の1回戦2試合が行われる。選手宣誓は、関商工の主将井上侑也に決まった。
 今大会は第90回の節目の大会。全国大会が例年より早く開幕するため、岐阜大会も例年より10日ほど早い7月5日開幕し、順当に進めば決勝は同25日に行われる。また、会場として揖斐郡大野町の大野レインボースタジアムが新たに加わり、全7会場で熱戦が繰り広げられる。

◆Aゾーン 県岐阜商、帝京可児2強

 各校はA―Dの4ゾーンに分かれ、準々決勝まで実施。その後、勝ち上がった4校がもう一度抽選を行い、準決勝の対戦相手が決まる。今年は、3回戦または4回戦まで1週間置きに試合を行う。例年のような短期決戦とは違い、長期的な戦い方も勝負のポイントになりそうだ。各ゾーンを展望した。
 Aゾーンは、春季県大会で準優勝した県岐阜商と帝京可児の争いか。県岐阜商は、早川成英、早野喬文、山田智弘の3投手の継投。機動力を使った攻撃にも厚みが出てきた。帝京可児は、2年生が多く、目立った選手はいないが、総合力が向上。両校は、順当に進めば3回戦で対戦する。好投手を擁する岐阜も侮れない存在だ。

◆Bゾーン激戦 強豪集中 市岐阜商、大垣日大、岐阜城北

 Bゾーンは、市岐阜商、大垣日大、岐阜城北など強豪がひしめき、最も厳しいゾーンと言える。市岐阜商は、エース原一智を軸に、堅実な守備をみせる。秋季、春季大会で東海地区大会に出場し、経験を積んできた。岐阜城北は、MAX147キロのエース伊藤準規がけがから復帰。打線も調子を上げている。大垣日大はエース平沼貴晴が安定感を増し、チームの調子は上向き。昨夏以降は無冠に終わっており、連覇に意気込む。

◆Cゾーン 軸不在、混戦の様相

 Cゾーンは、力の差があまり見られず、どのチームが勝ち上がってきてもおかしくない。シード校として入ったのは土岐商。村瀬郁也、余語翔の継投で打たせてとり、守りからリズムをつくる。初戦で戦う加納も、投手陣は豊富。互いに戦いにくい相手だが、勝って勢いをつけたい。東濃実、大垣商などが追い掛ける。

◆Dゾーン 中京が優位か

 Dゾーンは、中京が頭一つ抜け出す。中京は中井健太、滝川雅博ら完投できる投手をそろえる。打線も主将の小嶋友士を中心に爆発力があり、どこからでも点を挙げることができる。春季県大会で8強入りし、準々決勝で中京に1点差で敗れた岐阜工は雪辱に燃える。岐阜総合―中津商は2回戦屈指の好カードで、両校の戦いぶりに注目が集まる。


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