オグリの里

 ラストランでの有馬記念制覇をたたえる伝説のオグリコールから四半世紀。2010年の永眠後も、全国の競馬ファンが選ぶJRA「未来に語り継ぎたい名馬」のベスト3にランクされるなど、輝きを増し続けるオグリキャップ。名馬、名手の里・笠松競馬からJRA入りして快進撃を続け、地方と中央の垣根を超越した走りでファンの心をつかんだ。地方・中央の人馬交流の懸け橋となった功績を広く顕彰するとともに、その魅力を皆さんと語り継ぎたい。

ミンナノアイドル出産、ダービーへの夢

写真:母馬ミンナノアイドルと誕生したばかりの子馬(パカパカ工房提供)

母馬ミンナノアイドルと誕生したばかりの子馬(パカパカ工房提供)

 オグリキャップ最後の産駒ミンナノアイドル(牝10歳、芦毛)が20日、芦毛の男の子を出産した。父はゴールドアリュールで、兄ストリートキャップ(牡5歳)と同じ配合。すくすくと成長して、将来は祖父オグリキャップが果たせなかった夢舞台「日本ダービーへのゲートイン」を目指したい。

 ミンナノアイドルは中央では1戦しただけで、オグリキャップの血を継承する繁殖牝馬として、5年ぶりに出産した。ストリートキャップを出産した後は、子宝に恵まれなかったが、昨年6月に再び受胎していることが確認され、待望の次男誕生となった。父ゴールドアリュールは多くの活躍馬を送り出したが、今シーズンの種付けが始まったばかりの2月18日に亡くなっており、貴重な産駒となった。

 NHK「プロフェッショナル」のオグリキャップ特集でも紹介された北海道新冠町の佐藤牧場。出産予定日を過ぎていたが、安産祈願のお守りにも囲まれて、ミンナノアイドルは無事出産。地元の「パカパカ工房」さんを通じて、牧場代表・佐藤信広さんの喜びの声を聞くことができた。(続きを読む...)

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筆者プロフィール

【ハヤヒデ】
80年代から笠松競馬を愛し、オグリキャップの走りに感動した競馬ファンの一人。岐阜新聞社に勤務。