オグリの里

東川騎手、目標は的場騎手

写真:ファンに馬具の説明などをする東川公則騎手

ファンに馬具の説明などをする東川公則騎手

 8月の「くろゆり賞」を制覇し、2500勝ジョッキーの仲間入りを果たした東川公則騎手は、笠松生え抜きで30年目のベテラン。今月6日で47歳になったが、長年「笠松の顔」としての存在感は抜群だ。新人時代から「若いけどよく追える」といった印象が強かったが、安定感と円熟味を増した好騎乗で、今年も笠松の騎手リーディング3位と健在ぶりをアピールしている。

 ファンを対象にした「笠松競馬バックヤードツアー」では、馬具の説明などを行った東川騎手。千葉や京都など遠方から来場した熱い笠松ファンの質問責めを受け、丁寧に答えていた。主な内容は次の通り。

 ■騎手になって良かったと思うところは。
 「レースで勝った時など、自分にしか味わえない、いい気分がある」

 ■レースで着用する勝負服は何着持っているか。
 「1人5、6着は持っているでしょう。勝負運がついている服は(どうしても勝ちたいビッグレースで)勝つときだけに着ることがある」

 ■減量での苦労は。
 「普段はお酒は飲まないで、温かい緑茶が多いですね。野菜中心で、米は食べない。それで、体重は増えないです」

 ■レースで相性が悪い馬とは、どうしているか。
 「その時の感覚で、なだめている。馬は気まぐれですから、途中からは開き直って乗っています」

 ■現役生活については。
 「引退は考えていない。的場文男騎手も頑張っていらっしゃるしね。息子(16歳)が来年、競馬学校(栃木県の地方競馬教養センター)を受験する予定。笠松でのデビューを目指しています」

 現役に意欲を燃やす東川騎手。60歳になった大井の的場騎手は通算6900勝を突破し、「川崎の鉄人」佐々木竹見元騎手が持つ地方競馬最多勝記録「7151勝」超えも視野に入ってきた。南関東の偉大な先輩に、東川騎手も大いに刺激を受けているようだ。

写真:2500勝達成セレモニーで祝福を受ける東川公則騎手

2500勝達成セレモニーで祝福を受ける東川公則騎手

 東川騎手の「地方競馬2500勝達成セレモニー」では、「特に意識していなかったが、気が付いたら、2500も勝ってました」とにっこり。前日には園田で開催された地方、中央の2000勝以上の騎手による「ゴールデンジョッキーカップ」にも参戦。的場騎手をはじめ、笠松出身で地方通算5000勝を達成した57歳・川原正一騎手らと腕を競い合い、年齢を超越したパワーを感じ取ったようだ。

 「還暦で乗ってみえる的場さんという大目標がいますので、そのようになれるように、これからも頑張っていきたい」と元気いっぱい。40代の東川騎手にとっては「2500勝はまだまだ通過点です。もっと技術を磨いて頑張りたい」ということで、あと10年は現役バリバリで笠松を背負ってもらいたい。

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筆者プロフィール

【ハヤヒデ】
80年代から笠松競馬を愛し、オグリキャップの走りに感動した競馬ファンの一人。岐阜新聞社に勤務。