オグリの里

笠松グランプリ、岩手のラブバレット連覇

写真:オヤコダカを引き離して1着でゴールし、笠松グランプリ連覇を達成したラブバレット

オヤコダカを引き離して1着でゴールし、笠松グランプリ連覇を達成したラブバレット

 終わってみれば、実力馬の東北、北海道勢がワンツーフィニッシュ。第12回笠松グランプリ(1400メートル、SPT)が24日、笠松競馬場で行われ、山本聡哉騎手が騎乗した岩手のラブバレット(牡5歳)が1分23秒6のレコードタイムで連覇を飾った。2着は1番人気のオヤコダカ(北海道、石川倭騎手)で、笠松勢はサルバドールハクイ(東川公則騎手)の6着が最高だった。地元馬の活躍を期待したファンにとっては、残念な結果に終わったが、ダートグレード戦線をにぎわす全国トップレベルの馬たちの疾走する姿に、寒さを吹き飛ばす熱気がみなぎった。

写真:優勝したラブバレットと山本聡哉騎手ら関係者

優勝したラブバレットと山本聡哉騎手ら関係者

 笠松競馬のビッグレースで、1着1000万円は地方全国交流重賞では屈指の賞金。北海道から九州までの地方馬の豪華メンバーがそろった。レースは、2番人気ラブバレットが先手を奪うと、ぴったりと追走するオヤコダカを第4コーナーで一気に突き放し、逃げ切った。3着にはサトノタイガー(浦和、岡部誠騎手)が食い込んだ。

 笠松勢は、上位2頭のスピードに付いていけず、レコードタイムの決着に脱帽だった。3番人気となったサルバドールハクイは末脚を発揮できず、オグリタイムも最後方から追い込んだが8着に終わった。年末の東海ゴールドカップなど重賞レースでの巻き返しを期待したい。

写真:喜びの山本聡哉騎手

喜びの山本聡哉騎手

 ラブバレットを優勝に導いた山本騎手は、2010年に約2カ月間、笠松で期間限定騎乗して8勝を挙げ、今年は岩手の騎手リーディングを独走中。勝利インタビューでは「(連覇できて)うれしいです。いろいろな所に遠征して馬が成長しており、一緒に頑張っていい競馬をしていきたい。(オヤコダカとは一騎打ちの形になったが)第4コーナーで引き離す思い通りのレースができ、いいタイムを出せた」と喜んだ。この日は、都心では11月としては54年ぶりの初雪を観測し、岐阜でもかなり冷え込んだが、午後から太陽が顔を見せて、山本騎手は「岩手に比べたら、すごく暖かくて良かった」と笑顔を見せていた。

 ラブバレットを万全に仕上げた菅原勲調教師は「スピードを持続して1200〜1400メートルでいい競馬ができる。次走は園田のゴールドトロフィーの予定。笠松グランプリには来年も来て、3連覇を目指したい」と満足そうだった。菅原調教師といえば、騎手時代の1999年に岩手のメイセイオペラでJRAのGT(フェブラリーS)を制覇。地方騎手、地方所属馬としては唯一の快挙となっている。笠松時代のアンカツさんは、レジェンドハンターで惜しい2着(朝日杯3歳S)があったが、笠松の人馬もいつの日か悲願達成を…。

写真:笠松グランプリの予想も的中させた津田麻莉奈さん

笠松グランプリの予想も的中させた津田麻莉奈さん

 笠松グランプリ前日には、競馬場内で予想トークショーも開かれ、にぎわった。馬券のネット販売が好調で、「楽天競馬大使」の津田麻莉奈さんやアドバイザーの古谷剛彦さんが参加し、場内のファンを楽しませた。津田さんは、この日の冠協賛レース「ポイント、ツイてる!楽天競馬賞」の予想を3連複で、笠松グランプリも本命ラブバレットで3連単を見事に的中させていた。これからも地方競馬の予想をよろしく。そして、笠松にまた来場して盛り上げていただきたい。

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