たい亭あたりの「おきらくご」
「落語ブーム」と言われます。
「女子の落語が熱い」
「イケメン落語家に
   群がる若い娘たち」
でも、メディアが報じるのは
ほんの一端に過ぎません。
だったらこの際美濃の地で、
上方落語と江戸落語、
両方気楽に語っちゃう、
名づけてこれが、
  「おきらくご」。
日本の真ん中岐阜でいざ、
開演です。

 ちょっと前の話になりますが、先月の29日に子どもだけの落語会を初めて開きました。

 第4回、第5回で取りあげた岐阜市の黒野小学校と明郷小学校、それに常磐小学校卒で現在、青山中学校2年の女の子の計14人が出場する、子どもたちだけの会でした。

 今まで、プロの方の前座や学生とのコラボは行ったことがありましたが、子どもだけというのはかなりハードルが高かったです。現在、二つの小学校で計15人の子どもを教えていますが、それぞれの取り組み方にばらつきがあり、特に小噺(こばなし)すらまともにできない夏までの状態では、そんな落語会の開催など夢のまた夢でした。

 でも、どんなに短い小噺でも身につけて、学校以外の場所で不特定多数の人の前で発表することが、どれだけ子どもたちのモチベーションを高めるかと思った時、見切り発車でも実行しないといけない、そんな気持ちになったのです。2週間に一度、しかもわずか45分しかない落語クラブの指導だけではとうてい追いつきません。うちへ帰ってからの稽古、学校での休み時間の稽古が不可欠な状況の中で、趣旨を理解してくださった校長先生や担当の先生のご協力をいただき、どうしても他のクラブと日が重なって出場する事ができなかった2人を除いた13人(プラス1人は中学生)が無事、柳ケ瀬のシネックスホールに顔をそろえてくれました。(続きを読む...)

 たい亭あたり
写真:たい亭あたり
岐阜では珍しい落語・演芸専門オフィスを主宰。
同時に岐阜市の小学校の落語クラブの外部講師を務め、
夏には学生落語の大会も主催するなど幅広く活動中。
夫人は武芸川で小さな喫茶店を経営。

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