2007 年 7 月 27 日

バリアフリーを考える

カテゴリー: 紙面・Webから, 鉄道 — 広瀬 丈士 @ 14:51

 樽見鉄道の駅を、ボランティアらがバリアフリー化する作業をしたという記事。

 7月24日に岐阜新聞Webの話題で掲載しました。
樽見鉄道駅に点字ブロック ボランティアら作業(※リンク切れ)

 今回対象になったのは、本巣市の北方真桑駅と大垣市の東大垣駅。北方真桑駅では、点字ブロックの埋め込みや改札口の切符置き台撤去、東大垣駅では入り口に長さ5メートルのスロープを設置。

 今回の2駅、もともと平地にあるために、ホームなどの大幅な改修なしでバリアフリー化できたと思います。

 古くからあるローカル線の駅の場合、自分の実感ですが、意外と段差がある所は少ないのでは。階段を上り下りすることなくホームから改札外に出られるところが多かったはずです。
 これが、設計が数十年前の幹線の駅だと、話は一変。エレベーター設置などで、大規模な工事に。
 額も億単位の規模。場合によっては、自治体の新年度予算の柱になる場合も。
 最近の建築物は、設計段階からバリアフリーに配慮されているので、問題にはならないのですが… 特に鉄道の構造物を改修する場合、ほとんどは列車を走らせながらの作業になるため、特に神経を払う必要があるようです。

 バリアフリー。高齢者や身障者のための施策と思われがちですが、本来はすべての人に使いやすくなることが理想。ただ、実際は、「通路が狭くなった」とか「バスの座席数が減った」といった副作用も。バリアフリーそのものが目的になって、本来の目的を見失うことがないように、気をつけなければ。

 健常者にとってはわずかな段差でも、車いすで通る場合は難儀します。細かい点で気を配る必要があります。
 この「細かい点」にいかに気づくか。結局は思いやりの問題かなと思います。

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

このコメント欄の RSS フィード トラックバック URL

コメントをどうぞ

(C) 岐阜新聞社