2007 年 11 月 6 日

樽見のハイモ180を展示へ

カテゴリー: 紙面・Webから, 鉄道 — 広瀬 丈士 @ 15:48

現役再末期のハイモ180(本巣駅)現役再末期のハイモ180(樽見駅)

 けさ(6日付)の岐阜新聞朝刊県内版に、NPO法人「樽見鉄道を守る会」が、根尾にレールバスの展示を核とする複合観光交流施設を整備するという記事が掲載されています。

 Webでも記事を掲載しています。
 ◎理事長の遺志受け継ぐ…根尾にレールバス保存へ(※リンク切れ)

 記事にもある通り、9月に急逝した同会理事長の高橋順子さんの遺志を受け継いだ事業。生前、高橋さんと電話で話す機会がありました。その際、樽見鉄道を守ることは沿線、特に根尾地域を守ることにつながるといった趣旨の話をしてもらったのを覚えています。

 展示の核となるレールバス、ハイモ180は、国鉄樽見線が樽見鉄道になるときに作られた車両。バスの構造を取り入れたので「レールバス」と呼ばれています。
 レールバス自体は、昭和20年代から30年代にかけて国鉄などでも使われていました。それが昭和60年代、旧国鉄のローカル線の3セク転換などで再び脚光を浴びたという形になります。
 なお、樽見鉄道のハイモ180は、昭和60年に鉄道友の会の「ローレル賞」を受賞しています。
 
 ただ、車体構造がバスそのものということは、耐久性もバスと同様。バスの耐用年数は、事業者や車両の使い方にもよりますが、20年は長い部類。1984年に3両作られたうちの1両が、2006年1月まで走っていましたが、最後は予備として車庫で待機するという使い方だったようです。

 写真は現役再末期のハイモ180。引退直前には、走る日時があらかじめ予告され、別れを惜しむファンが押しかけていました。
 左が本巣駅、右が樽見駅です。

 なお、記事によると「移送や整備に掛かる費用300万円の協賛金を呼び掛け、2年後をめどに完成を目指す。」ということです。
 ※詳細は記事の方をご覧下さい

(C) 岐阜新聞社