2007年02月25日 日曜日

関西大に3勝 練習試合で底力見せる

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:00

 FC岐阜は24日、岐阜市の長良川競技場で、関西大との練習試合を行った。45分の試合を3本行い、FC岐阜は3勝。学生を相手に地力の差をみせつけた。

 1本目は開始直後に相手のパスをFW木島徹也がカットし、MF小島宏美に展開。小島のスルーパスを木島が決め、先制した。GK日野優の好セーブもあり、1―0で完封した。

 2本目は12分にFW片桐淳至が決めたが、22分に同点とされ、32分にDF李成浩が頭で決めて勝ち越し。37分はMF北村隆二が追加点を挙げ、3―1で勝利した。

 3本目は4分、MF起用の大友慧の左CKをFW和多田充寿が折り返し、こぼれ球をDF菊池完が押し込んで先制。14、23分はFW木島が得たPKを和多田が決め、3―0と突き放した。39分はCKのこぼれ球を李。40分に返されたが、4―1で大勝した。

 FC岐阜は25日午後1時から、同競技場で松本山雅FC(北信越1部)と、2月最後の練習試合を行う。3月に組まれる練習試合は、すべて非公開となる見込み。

守備で集中力欠く

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 漫然とした試合だった。FC岐阜の戸塚哲也監督は「まずまずの出来だった」とは言うが硬い表情。選手同士の相性を確認し、最強の布陣を探り出すことがこの時期の練習試合の大きな目的だが、部分的にかみ合いが悪く、ぴりっとしない内容に笑顔はなかった。

 計8点を奪って3勝はしたが、試合を支配した時間は決して長くはなかった。要因の一つは不安定なディフェンス。マークが外れるようなルーズなプレーもあり、この日は2失点。うち1点は完全な集中力切れとみられ「選手は失点の原因が分かっているようだから、修正できるけど…」と戸塚監督も顔を曇らす。

 新加入のDF木村允彦がチームの状況を言い当てた。「DF同士では、ディフェンスのやり方に対する統一した理解ができつつある。でも、前(MF、FW)からの連動したプレスがふと切れるから、結果的に厳しい場面もある」。特に勝っている場面で、チーム全体としての守備意識が低下し、簡単に突破を許すことも。攻守とも連動して仕掛けるプレーが少なく、選手個々の地力に頼る締まりがない展開に終始してしまった。

 2連戦の後、中1日での練習試合。選手の疲労もあるが、戸塚監督は「25日(の練習試合)も、いろいろ(な布陣を)試したい」と意欲的。スタメン入りに向けた個々のアピールを、組織での展開につなげることができるか。今季のチームの可能性を引き出すためにも、一層の奮起が期待される。

(C) 岐阜新聞社