2007年03月17日 土曜日

開幕ダッシュへ朗報 スポンサー獲得にも意欲

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:00

 FC岐阜がJリーグに申請し、継続審議となっていた準加盟申請が16日、承認された。財務体質の改善という条件付きの承認だが、チームにとってはJリーグ入りに向け道がつながる朗報。今西和男ゼネラルマネジャー(GM)、戸塚哲也監督、森山泰行が会見に臨み、運営、チーム指揮、選手それぞれの立場から、あらためてJリーグ入りに向けた意気込みを語った。

 今西GMは、サポーターの署名活動、県議連の発足、自治体の支援表明などの動きについて、Jリーグの鬼武健二チェアマンが「敬意を表し、感謝したい」と述べるなど、承認の決め手が県内の盛り上がりにあったことを説明。財務については、今季の支出を2億3000万円と想定し、現在、獲得が決まっているスポンサーによる支援8000万円に加え、入場料収入で5000万円、グッズ販売で1000万円、後援会組織で1200万円を見込み、さらなるスポンサー出資8000万円の獲得が、条件クリアの鍵になると説明した。

 戸塚監督は「(準加盟の行方を)不安に思い、気にしている選手は多かった」とイレブンの気持ちを代弁した上で、「僕らの使命は、グラウンドで何ができるか。心技体、気持ち良くJFLのスタートを切れると思っている」と話した。岐阜フットボールクラブの取締役も務める森山は「これで前に進んで行ける。本当にうれしい」と安堵(あんど)の表情をみせた。

 また、今季のユニホームも発表された。

「県民から夢もらった」森山選手

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(写真)「今回は子どもたちやサポーターに夢をもらった」と準加盟承認の喜びを語るFC岐阜の森山泰行コーチ兼選手=16日午後6時30分、岐阜市学園町、未来会館 “岐阜からJへ”の扉が開いた―。サッカー・FC岐阜がJリーグに申請していた準加盟が16日、条件付きで承認され、Jリーグ入りへの望みがつながった。コーチを兼ね、チームを運営する岐阜フットボールクラブの取締役も務める森山泰行選手は会見で「僕たちが子どもたちに夢を与えなければならないのに、今回は子どもたちやサポーターから夢をもらった」と、承認に向けて県民が展開した活動への感謝を述べた。

 会見には、準加盟を支援しようと2日間で約7400人分の署名を集めたFC岐阜のサポーター組織「G―style」の木村正治代表も駆け付け、今西和男ゼネラルマネジャー、戸塚哲也監督とともにがっちりと握手。木村代表は「とにかく、ほっとしている」と話し「今は『地元のチームを応援する』という本当の意味を実感している。チームと県民が力を合わせるきっかけにしていきたい」と感無量の表情をみせた。

 準加盟が継続審議となった後は、県や岐阜市の支援組織整備や、FC岐阜支援県議連の発足など、チームの準加盟獲得に向けた動きが一気に広がった。支援議連の白橋国弘会長は「非常に心配していたが、準加盟が認められ大変うれしく思う」とコメントした。

 森山選手は「チームをつくり上げるときの、(チームと県民の)パス交換ができた。チームからの一方通行ではなく、『地域で良いことをやっていこう』という動きが表れてきたので、幸せな気分になった」と準加盟の獲得に向けた活動の数々を振り返り、「県民との距離が近い存在となるためにも、発信元としてしっかりしていきたい。(JFLでは)優勝を狙う姿勢を出して勝っていきたい」と、今後に向けた意気込みを語った。

(写真)「今回は子どもたちやサポーターに夢をもらった」と準加盟承認の喜びを語るFC岐阜の森山泰行コーチ兼選手=16日午後6時30分、岐阜市学園町、未来会館

(C) 岐阜新聞社