2007年03月22日 木曜日

FC岐阜がホーム開幕戦快勝 アルテ高崎破る

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:00

FC岐阜×アルテ高崎=JFL初得点を喜ぶFC岐阜のFW和多田充寿(右から2人目)=長良川競技場 日本フットボールリーグ(JFL)前期第2節は21日、9試合を行い、FC岐阜は岐阜市の長良川競技場でアルテ高崎(群馬)に2―0で勝利。ホーム開幕戦を快勝で飾るリーグ2連勝を収め、第2節で早くもリーグ首位タイに立った。
 FC岐阜は高崎の堅守に苦しみながらも、後半に2得点を挙げて勝った。FC岐阜は勝ち点を6として4チームで並んだが、得失点差3の栃木SC(栃木)とともに1位タイ。3位はアローズ北陸(富山)、4位は、佐川印刷(京都)に1―0で勝ったJリーグ入りを目指すロッソ熊本(熊本)。

 このほか、Jを目指すガイナーレ鳥取(鳥取)はソニー仙台(宮城)と引き分けた。また、流経大(茨木)が、社会人の強豪YKKAP(富山)に3―0で快勝した。

 FC岐阜は25日の第3節、長良川競技場でTDK(秋田)と戦う。キックオフは午後5時。

(写真)FC岐阜×アルテ高崎=JFL初得点を喜ぶFC岐阜のFW和多田充寿(右から2人目)=長良川競技場

引いた守備を攻略…随所に工夫、好機作る

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 戸塚哲也監督がシーズンを通じてつくり上げる「FC岐阜サッカー」のスタートラインとなるような勝ち方だった。完全に引いて守る相手を崩そうと、随所にさまざまな工夫をみせたイレブン。戸塚監督は「落ち着いて自分たちのサッカーを求めていた」と、堅守のチームから2点を奪ったイレブンをたたえた。

 「あそこまで露骨に(DFラインを)引いてくるとは」(戸塚監督)。基本的に4バックを敷くアルテ高崎だが、この日はバイタルエリア付近で5―8人ほどの人数をディフェンスに割くなど、文字通りゴール前を“固め”てきた。「スペースを与えてくれなかった」と戸塚監督。過度なまでの守備型布陣を崩すという難題が、イレブンに突き付けられた。

 そんな中、イレブンはさまざまなタイプの攻撃を試み、連動の糸口をみせた。FW和多田充寿はワンタッチのポストプレーを繰り返し、FW木島徹也は深い位置まで切り込んでチャンスをつくった。東海1部と同様にJFLでも、FC岐阜の圧倒的な攻撃力を封じようと、守備に重点を置くチームとの連戦も予想される。戸塚監督は「後半は少しずつ、自分たちのサッカーができた。お客さんも納得できたのでは」と話すなど、工夫したプレーの増加に一定の手応えを感じている。

 「うちと戦うチームは、いろいろな(サッカーの)やり方をしてくる。一つ一つクリアしながら、どういう相手にでも対応できるような戦いをしていきたい」と言う戸塚監督は、JFLの長いリーグ戦のヤマを「夏を過ぎて、1勝で順位が変わる段階」とみているという。FC岐阜は、まだまだ成長途中。第2節の段階で、さまざまな攻撃のアイデアを試みるFC岐阜のプレーは、今後の難題克服に向けた基礎となるに違いない。

(C) 岐阜新聞社