2007年05月21日 月曜日

ロッソ熊本を1―0で破り、2位浮上 ジョルジーニョ千金弾

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:00

決勝点を決めて喜ぶFC岐阜のFWジョルジーニョ(9)と、MF佐藤聡(28)=熊本県大津町運動公園 日本フットボールリーグ(JFL)前期第12節最終日は20日、4試合を行い、3位のFC岐阜はアウエーの熊本県大津町運動公園でJリーグ入りを目指す2位のロッソ熊本(熊本)と対戦。1―0で辛勝して勝ち点3を挙げ、FC岐阜は2位に浮上、熊本は3位となった。
 Jリーグ入りに必要な「準加盟」をクリアしているチーム同士の“準加盟ダービー”。1―0で勝利した第8節の栃木SC(栃木)戦以来、2チーム目の対戦だったが、FC岐阜は後半開始早々にFWジョルジーニョがCKから挙げた決勝点を守り切り、準加盟ダービー2連勝を挙げた。

 19日に行われた試合を含めると、5位の栃木SCは首位の佐川急便(滋賀)に0―1で敗戦。4位のYKKAP(富山)と7位の横河武蔵野(東京)の対戦は、武蔵野が2―0で勝って4位に浮上。得失点差で栃木が5位、YKKが6位となった。昨季1位のホンダFC(静岡)は6位のアローズ北陸(富山)に逆転勝ちし8位から7位に浮上。ガイナーレ鳥取(鳥取)は流経大(茨城)から今季3勝目を挙げ、13位から11位に順位を上げた。

 第13節は26、27日。FC岐阜は27日、ホームの中津川公園競技場でFC刈谷(愛知)と戦う。 

 FC岐阜がセットプレーで挙げた貴重な1点を守り、競り勝った。

 立ち上がりは一進一退の攻防だったが、FC岐阜は徐々に熊本の攻撃を許し、前半の中盤は劣勢。耐えて持ち直し、0―0で折り返した。後半は立ち上がりからリズム良く攻め、4分、MF小島宏美の左CKのニアサイドに飛び込んだFWジョルジーニョが頭で決め、先制。その後は追加点を奪えず苦しんだが、堅守で熊本の反撃を封じた。ジョルジーニョは後半43分に2度目の警告を受け、退場となった。

(写真)決勝点を決めて喜ぶFC岐阜のFWジョルジーニョ(9)と、MF佐藤聡(28)=熊本県大津町運動公園

鉄壁完ぺき 連係抜群、相手の流れ断ち切る

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:00

 FC岐阜が目指すサッカー内容の半分は達成されていることを、イレブンは“準加盟ダービー”という天王山で証明してみせた。「守備は組織、攻撃はアイデア」。現在、JFL得点ランキング1位のFW高橋泰(前J1千葉)を擁するロッソ熊本(熊本)相手に、イレブンは1―0の完封。「ディフェンスは本当に強い。ナンバーワンだね」と戸塚哲也監督は控えめな笑顔をみせた。

 高橋の存在を、FC岐阜のDF陣がピッチから消し去ったようだった。「サイドからのクロスに合わせる(高橋の)得点が多いことは、試合前に聞いていた」と右SB李成浩。外から崩しにかかる選手に両サイドバックらがプレッシャーを掛けてクロスの精度を狂わすと、中ではCBの小峯隆幸、深津康太、GK日野優が相手ツートップを制圧。「こぼれ球への対応なども、深津との間ではっきりしていた」と小峯、前J1名古屋の深津にいたっては「高いレベルで相手と競り合えたので、きょうは面白かった」と笑顔をみせたほど。まさに“会心の守備”で高橋のシュート数をゼロに抑え込んだ。

 今季、ピッチ統率の中心的役割を担っている小峯は「きょうが大事な試合ということは分かっていた。みんなで戦った試合だった」と振り返り、献身的にプレスを掛けた前線や、熊本が仕掛ける攻撃の芽を摘み続けたボランチらの気迫を代弁。コーチ兼選手の森山泰行は「(敗れた佐川印刷戦からの)流れを断ち切ってくれた」と、「守備は組織」というテーマを達成しているチーム力に手応えを示した。

(C) 岐阜新聞社