FC岐阜選手がサッカー指導員資格を取得
サッカー選手が授業を受けて資格取得―。FC岐阜の選手が26日、子どもたちのサッカー指導をするために、日本サッカー協会(JFA)公認D級指導員のライセンスを取得した。地域密着を掲げるチーム構想の一環で、第一線の選手ら13人が一挙に取得するケースはJリーグでも珍しいという。
公認D級指導員の資格は、JFAが定める講義と実技の講習を受ける必要があり、選手は大垣市北方町の岐阜経済大学などで2日間にわたって計10時間半の講習を受けた。同大准教授でもあるFC岐阜の高橋正紀地域貢献部長や、松永英機ヘッドコーチ、前監督の勝野正之さんらが指導。田中大輔、櫻田真平選手らが受講した。
選手は練習用のジャージ姿で机に向かい、戦術理論や医学的な知識、指導理論などを学習。筆記試験も行われ、選手はグラウンドとはまた違った硬い表情で資格取得に励み、試験をパスしていた。
高橋部長は「チームが活躍することと、選手が地域貢献することは、FC岐阜の2本柱。チームはJFLで2位と活躍している。資格を取ってもらうことで、地域貢献に向けた第一歩も踏み出せた」と。松江克樹選手は「これから地域で資格を生かしていきたい」と話していた。
(写真)真剣な表情で筆記試験に取り組むFC岐阜の選手=大垣市北方町、岐阜経済大学
JFL前期第13節は26、27日に行い、前節2位に浮上したFC岐阜は27日、ホームの中津川公園競技場で12位のFC刈谷(愛知)と対戦。隣県チームでしのぎを削る“東海ダービー”に臨む。キックオフは午後1時。
