2007年06月23日 土曜日

FC岐阜、悲願へ再出発 戸塚イズム引き継ぐ

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:00

練習で選手に指示を出すFC岐阜の松永英機ヘッドコーチ=養老郡養老町、養老スマイルグラウンド Jリーグ2部(J2)入りを目指すサッカー・FC岐阜は23日、日本フットボールリーグ(JFL)前期第17節を、岐阜市の長良川競技場で戦う。チームは21日、戸塚哲也監督(46)の交代を発表したばかり。選手の間には突然の交代による動揺は残るが、見失ってはならない目標はあくまで“岐阜からJを”という夢。後任の松永英機ヘッドコーチ(44)の下でシーズン途中に新たな船出に臨むチームに注目が集まる。

 松永ヘッドコーチは、当時J2の甲府などで監督を務めるなどし、今季から就任したFC岐阜では、Bチームの監督として指揮を執っていた。シーズン途中の就任という難しさはあるが「チーム一丸となって県民の夢に向けた仕事をしていきたい」と意気込みを話す。

 第17節は、JFLの前期最終節となる。チームは2連敗中で、松永“新監督”に求められるのは、連敗ストップと、リーグ優勝に向けたさらなる戦力アップ。昨季から指揮を執っていた戸塚監督は、チームのJFL昇格をけん引し、選手らの信頼も厚かった。コーチ兼選手の森山泰行は「戸塚監督の魂はチームに根付き、核となる部分はできている。(監督が交代しても)前に進んでいくしかない」と気を引き締め直している。

 サポーターはこれまで通り、声援でチームのJ2入りを後押しする。サポーター組織「G―style」の木村正治代表は「今週からホーム3連戦となる。今まで通りスタジアムを盛り上げていきたい」と意気込みは十分。松永ヘッドコーチは「スタッフや選手、チームのフロント、地域の思いが一つになり、Jリーグ入りを目指しているという意識を持ち続けていきたい」と、“オール岐阜”のチーム理念を強調。悲願のJリーグチーム誕生に向け、FC岐阜が新たなスタートを切る。

(写真)練習で選手に指示を出すFC岐阜の松永英機ヘッドコーチ=養老郡養老町、養老スマイルグラウンド

(C) 岐阜新聞社