2007年06月29日 金曜日

松永監督が就任 組織サッカーでV狙う

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:00

就任会見でチーム強化の方針を示す松永英機監督=未来会館 FC岐阜の松永英機ヘッドコーチの監督就任が28日、日本サッカー協会に承認され、岐阜市の未来会館で就任会見が行われた。松永監督と、FC岐阜を運営する岐阜フットボールクラブ(岐阜FC)の今西和男ゼネラルマネジャー(GM)が、今後のチームづくりや、開幕直前のJFL後期戦に向けた意気込みなどを語った。

 今西GMは「常にJ2昇格後のことを考えてチームづくりをしている。彼なら、J2に昇格しても、さらに将来に向けたチームづくりをしてくれる」と期待感をにじませ、松永監督は「自分の経験を注入して頑張っていきたい。優勝を目指さなければいけないと思っている」と、JFL優勝という具体的な目標を示した。

 また今西GMは、松永監督が総監督を務めていたFC岐阜Bは、森山泰行、伊藤哲也の両選手兼コーチと、松永監督らが交代で指導するなどし、来年度から監督を置く考えを示した。

 懸案のスポンサー獲得状況については、目標の1億8000万円のうち1億3000万円は契約済みである現状を示し「見通しがつきそうだ」と述べた。出資金については、経財界や自治体などの出資を見込んでおり、「ここ1カ月の活動でめどが立つ」とした。Jリーグ準加盟の追加審査については、8月下旬に始まることを明らかにした。

◆松永監督プロフィル 

 松永英機(まつなが・ひでき) 1963年、静岡県藤枝市生まれ。静岡学園高、大阪商大、松下電器(現ガンバ大阪)でプレー。ガンバ大阪のコーチを経て、94年から日本サッカー協会強化委員。96年のアトランタ五輪ではスカウティング(相手チーム分析)スタッフなどを務めた。またヴェルディ川崎監督、清水エスパルスのサテライト監督などを歴任。03―04年はヴァンフォーレ甲府の監督を務め、J1昇格の基礎をつくった。

 今季からFC岐阜のヘッドコーチと、FC岐阜Bの総監督。FWジョルジーニョや、セルジオ・ゴベッチGKコーチとの会話はポルトガル語で行えるほど堪能。愛知県犬山市在住

(写真)就任会見でチーム強化の方針を示す松永英機監督=未来会館

「アイデアある判断、迅速に」監督就任会見 一問一答

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 ―チームづくりの方針は。

 「FC岐阜は、選手、スタッフの仲が良く、結束力があるのが非常にいい点。まずピッチ内外でチームとしての統一感を出していけたらと思う。大きなポイントとなるのはコミュニケーション。今までの良いものをさらに良くしていくというスタンスの中から、私の理想とするサッカーを選手と一緒につくっていきたい」

 ―理想とするサッカーは。

 「FC岐阜は、技術レベルの高い選手が多い。攻撃のテンポ、リズム感の中から、アイデアを出せるサッカーができると確信している。例えば、ボールを持ったらどうするのかではなく、ボールを持つ前にどうするのかということ。ただ判断を速くするのではなく、アイデアを持った判断をしなければならない。守備は攻撃より組織を要求されるので、よりグループ戦術を高めていく」

 ―モットーとしていることは。

 「自分自身にも言い聞かせているのは『あきらめずにやり続ける、止まらない』ということ。思い通りのプレーができないなど、試合はいろいろなストレスがあるけれど、やめてしまうのは駄目。プレーをやり続けることで次の局面が生まれてくる。『あきらめない。やり続ける』がチームのモットーになる」

(C) 岐阜新聞社