今西GM、債務超過改善に全力
FC岐阜を運営する岐阜フットボールクラブ(岐阜FC)の今西和男ゼネラルマネジャー(GM)は29日、岐阜市の未来会館で記者会見し、Jリーグ入会の可否が12月に判断されることを受け、経営基盤の強化の方針を示した。出資金やスポンサーの獲得は依然として厳しい状況だが、FC岐阜の準加盟は条件付きのまま事実上認められ、課されていた条件はそのままJリーグ入会へのハードルに代わった格好となる。
今西GMによると、JFL後期第8節までのホームゲーム14試合の来場者数は計4万9219人で、1試合平均3516人と、J入会基準となる「J入会直前年度は平均3000人以上」をクリア。しかし、後援会入会者数は個人970人(目標3000人)、法人77団体(同300団体)と低迷しており、スポンサー収入も1億2000万円(同1億7000万円)、出資金も確約分が約4000万円(同1億5000万円)と、目標に届いていない。債務超過の状況は改善されておらず、県、岐阜市がJリーグに対して支援体制を明確にしたことが、「準加盟再審査の先送り」につながったという。
今後の経営基盤強化に向け、増資に関しては県内の10数市町村などが検討しているといい、「ある程度はいけるだろう」と今西GM。スポンサーについては、小口のスポンサーを多く集める方法を打ち出し、懸案だったユニホームの胸にプリントする大口スポンサーを「ガンバレFC・GIFU」として、1口100万円で募ることを明らかにした。後援会の会員や団体についても、連合岐阜や経済5団体を通じて加入依頼を続けていく。
今西GMは「1年間ご支援いただいて、財政基盤をゼロ(赤字なし)から(Jリーグで)スタートできる状況にしたい」と話した。
(写真)「ガンバレFC・GIFU」のロゴマークが入る位置を示す今西和男GM。スポンサーの獲得が急務だ=未来会館

