2007年10月08日 月曜日

FC岐阜、3回戦の壁 J2徳島に0-2

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:00

FC岐阜×徳島ヴォルティス=後半28分、ドリブル突破を死守されるFC岐阜のFWジョルジーニョ=鳴門大塚スタジアム サッカーの第87回天皇杯全日本選手権は7日、各地でJリーグ2部(J2)チームなどが参戦する3回戦14試合を行い、県勢でJFL4位のFC岐阜は、徳島県の鳴門大塚スタジアムでJ2で12位の徳島ヴォルティスと対戦。0―2で敗れ、昨年に引き続き2年連続の3回戦敗退となった。

 FC岐阜は前半、サイドを効果的に使った攻撃で徳島を圧倒。しかし、後半は押し込まれる展開が増え、23分に相手FKから先制を許すと、31分も右サイドを崩されて追加点を奪われた。

(写真)FC岐阜×徳島ヴォルティス=後半28分、ドリブル突破を死守されるFC岐阜のFWジョルジーニョ=鳴門大塚スタジアム

前半猛攻、内容では収穫

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 敵将(徳島・今井雅隆監督)のコメントが試合をよく物語っていた。「前半に運良く失点しなかったことが勝因につながった。先制されたら、(試合を)落とした可能性も十分ある」。Jリーグ入りに向けたJFLのラストスパートを控えるFC岐阜にとって、大きな収穫を得た敗戦。FC岐阜の松永英機監督は硬い表情で「0―2だが内容的には大差はなかった」と言い切った。

 風上に立った前半が象徴的だ。中盤でFW片桐淳至が左右にボールを散らし、ワイドの大友慧や高木和正、両サイドバックが、スリーバックを敷く相手の裏を突いて好機を演出。「サイドを起点に1対2をつくったり、3人目の選手が飛び出したり…。(チームの)決まり事を中心とした攻めが、形になってきている」と大友。「組織プレーでサイドを崩す」というチームが目指しているサッカーの一端を、猛攻を仕掛けた前半にイレブンはしっかりと示した。

 Jリーグ入りの「JFL4位以内」という条件クリアを目指すFC岐阜。リーグ戦は残り8試合あるが、FC岐阜は現在4位と“当落線”のがけっぷちに立たされている。それでも松永監督は「試合へのモチベーションは高かった」と、Jリーグ入りには直接の関係はない天皇杯で、勝利にこだわったイレブンの士気を代弁。「良かったところを残しながら、JFLの次戦に向けて準備したい」。2年連続でJ2に苦杯をなめさせられた代わりに、今後につながる成果をしっかりと得た天皇杯。主戦場のJFL次戦で、その真価が問われることとなる。

(C) 岐阜新聞社