2007年11月04日 日曜日

仙台に3-2 3連勝で4位死守

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:00

FC岐阜×ソニー仙台=後半39分、決勝点につながるドリブル突破をするFC岐阜のFW和多田充寿=浅中公園 日本フットボールリーグ(JFL)後期第13節第1日は3日、6試合を行い、4位のFC岐阜は大垣市の浅中公園で15位のソニー仙台(宮城)に3―2で競り勝ち、J入り圏内の4位を死守した。FC岐阜は後期初の3連勝で、ホームでは前期最終節(6月23日・ガイナーレ鳥取戦)以来、7試合ぶりの勝利。

 FC岐阜は前半6分にCKからCB深津康太が先制。その後、試合はこう着状態となり、1―0で折り返した。後半は一転して点の取り合いとなり、11分は仙台、12分はFC岐阜のMF小島宏美、30分は仙台が決めて2―2。39分は途中交代で入ったFC岐阜のFWジョルジーニョが貴重な勝ち越し点を決め、勝利した。

 このほか、3位のYKKAP(富山)、5位のアローズ北陸(同)はともにホームで大勝し、順位を維持。北陸のFW石田英之は、連続5得点を挙げる爆発をみせた。

 7位ジェフリザーブズ(千葉)と9位横河武蔵野(東京)は、ホームの武蔵野が2―0で勝ち7位浮上。ジェフは8位に順位を下げた。ともにJリーグ入りを目指す栃木SC(栃木)は、ホームでガイナーレ鳥取(鳥取)と引き分けた。

 後期第13節の残り3試合は、天皇杯のため7、28日に行う。後期第14節は、10、11日。FC岐阜は11日、アウエーでTDK(秋田)と対戦する。

(写真)FC岐阜×ソニー仙台=後半39分、決勝点につながるドリブル突破をするFC岐阜のFW和多田充寿=浅中公園

FW4人またも力業 2失点が反省材料

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 最後はなりふり構わず点を取りに行き、今節も力で押し切った。松永英機監督は2失点を重く見て「素直に喜べない」と言う一方で、「勝ち点3を取れたのは大きなこと。素直に喜びたい」と複雑なコメント。最終的にはFW登録選手を4人もピッチに並べ、もぎ取った3連勝。多くの選手が疲れた表情で「内容うんぬんは、言ってられないです」と声を絞った泥臭い勝利だった。

 前節に続く2失点。コーチ兼選手の伊藤哲也は「厳しさがなかった。(相手に)プレーをさせないという意識が低いのかな」と分析。1失点目はFKから、2失点目はクロスボールからと、失点に至った展開は前節とほぼ同じ。松永監督は「反省材料だ」と明言し、硬い表情を崩さなかった。

 勝因は、松永監督が「守りに入るのは好きではない。攻撃の枚数(人数)を増やし、活性化を図った」と説明する選手起用が結果的に奏功した点に尽きる。勝ち越し点を得たFW和多田充寿―MF高木和正―FWジョルジーニョのプレーは、型破りな選手起用のたまもの。「本当は、こういう試合はしたくない。ギャンブル的だし」「勝ったからいいものの…」と試合を振り返る選手がいた点は、ピッチ上の混乱の中から勝ち得た勝利であったことを浮き彫りにするようで、気に掛かる。

 引き分けや、負ければJ入りが厳しくなる緊迫した試合が続く中、3連勝という結果は出しているFC岐阜。勝ちながら山積する課題を修正できるのは、幸いだ。松永監督は「あとわずか4試合。この勢いを続けていきたい」と前向きに話した。

(C) 岐阜新聞社