2007年12月03日 月曜日

元Jリーガー、熟練の技と意地

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:00

 自力でJリーグ入りの条件を手に入れるには、勝たなくてはいけない。そんなチームの、サポーターの気持ちに応えたのは、元Jリーガーで29歳の小島と34歳の平岡だった。熟練の技と意地が、Jへの道を切り開いた。

 攻めても点が入らない、もやもやした空気を一蹴(いっしゅう)したのが小島の右足だ。右から左に大きくサイドチェンジ。ゴール前で、相手DFのクリアボールを倒れ込みながらダイレクトにけり込んだ。「Jに上がるラストチャンス。勝たないと意味がない」と元神戸の小島。値千金の先制点につながった。

 2点目は後半13分、コーナーキックを平岡が頭で合わせた。「1点差では安心できなかった」と平岡。頭にあったのは、3年前、FC岐阜に入団した時のことだ。「(森山さんは)本気でJを目指していた」。清水を退団し、現役引退も考えていた時期に、コーチ兼選手の森山泰行に誘われた。その熱意に、もう一度、挑戦する気持ちになれた。

 先発11人の平均年齢は28・3歳と他のチームと比べても決して若くない。この1年、シーズン途中で監督が交代するなど曲折をたどった道のり。ベテランと若手が時には意見をぶつけ、競い合い、融合しながらチームは育ってきた。

 試合後、小島は「Jはそんなに甘くない」、平岡も「もっともっと経験を積んでいかないと」と引き締めた。Jの厳しさを肌で感じている2人だからこそ言える言葉だった。

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