FC岐阜、連係に精彩欠く 金沢と練習試合
FC岐阜は28日、多治見市の星ケ台競技場で、ツエーゲン金沢(北信越1部)と45分3回の練習試合を行い、合計2―2で引き分けた。
1回目は主戦組が出場したが振るわず、27分にゴール前のこぼれ球を押し込まれて先制を許した。32分にMF高木和正の左クロスをFW片山真人が中央で落とし、MF小島宏美が決めて同点としたが、36分にカウンターから決められ勝ち越され、1―2で敗れた。
2回目も連係に精彩を欠いたが、29分にFW相川進也がワンチャンスを決めて1―0で勝利。3回目はFW相川、田村祐基らが立て続けに絶好機をつくったが、決め切れずに0―0の引き分けに終わった。
松永英機監督は「決めるべきところで決めれず、あまり収穫はなかった」としたものの「チームがずっと高いテンションや流れを保つのは難しく、(練習試合が)こういう展開になるだろうと想定はしていた。(開幕戦に照準を合わせて)来週はしっかり『甲府戦モード』に上げていきたい」と話した。
また、今季の主将はCB小峯隆幸(33)、副主将はMF北村隆二(27)、小島宏美(30)と決まった。
◆「チャレンジ」小峯新主将がけん引
「落ち着け!」「(プレーを)やり切れ!」普段の試合通り、ピッチ上にCB小峯隆幸の大きな声が響いた。真新しいキャプテンマークを付けた新主将。「いい経験も、悪い経験もしてきた。それを伝えていければ」。Jリーグ4クラブを経験し、FC岐阜では東海1部時代から活躍する33歳の小峯が、今季はチームをけん引する。
試合内容は精彩を欠いたが、最終ライン中央から飛ぶ小峯の声は途切れない。松永英機監督が「声が出るし、キャリアもある。そして苦労もしている。リーダーとしての資質を持っている」と評する小峯の持ち味だ。
FC岐阜は東海2部から毎年、上のカテゴリーに“昇格”してきた。多くの選手がシーズン後に「1年間、ずっとトーナメントを戦っているようだった」と振り返るような重圧の連続。小峯は練習から明るく振る舞い、時にはムードメーカーとなってチームメートを鼓舞。松永監督や今西和男GM、スタッフ、そして選手も「小峯主将」の誕生を推薦したという。
「チームの成績だけでなく、FC岐阜の理念を県民の皆さんに紹介したり…。出来ることは積極的にやっていきたい」と小峯。「中学生以来のキャプテン。プロでは初めてのことだし、チームスローガンと同じく『チャレンジ』したい」と笑顔で意気込みを語った。
(写真)チームメートに指示を出すFC岐阜の新主将・CB小峯隆幸=星ケ台競技場
サッカーJリーグ2部(J2)・FC岐阜の選手らが28日、岐阜市伊奈波通の伊奈波神社で、J2初参戦となる今季の必勝を祈願した。
