得点力と連係強化 宮崎・西都でキャンプイン
FC岐阜は16日、宮崎県入りし、西都市の清水台総合公園で春季キャンプを開始した。トップチームの選手32人に加え、セカンドチームの選手やスタッフら計約40人が参加し、21日まで行う。
チームは空路で宮崎入りし、午後3時から練習。早朝の便で移動する強行スケジュールだったが、ランニングやパス回し、シュート練習など約1時間30分の調整をこなし、体をほぐした。DF小峯隆幸や新加入のFW片山真人らは、プレーごとに声を上げて士気を鼓舞。練習前には、同市の橋田和実市長らが訪れ、チームを激励した。キャンプは17日から本格化。練習試合は、同日はJ2草津、J1東京、18日は韓国Kリーグの強豪・城南一和、19日の対戦相手は未定で、20日は宮崎産業経営大、21日はJ2福岡と行う。
◆戦術理解へ 自主的に居残り練習も
ほど良い緊張感が漂った。松永英機監督が「チーム戦術の浸透。個人とグループの役割を明確にして、共通理解をつくっていく」と位置付けている練習試合が中心の春季キャンプ初日。松永監督は普段から行っている練習メニューでも、より実戦に則した精度の高いプレーを求めるなど、「戦術理解」という新たなステージに突入したチームづくりの現状を物語っていた。
ランニングやパス回しの後は、GKらをゴール前に立たせ、ポジションの別なくパス回しからシュートまでの動きを確認。バイタルエリア前で“ため”をつくり、スペースに抜け出した選手にパスを流し込む3人1組の動きで、「トレーニングは習慣づくり」とする松永監督が基本に据えている練習だ。
この日、松永監督はシュートの精度も高めるように要求。練習をいったん止めて「フィニッシュを大事に。点にこだわってプレーしよう」と呼び掛ける場面もあった。また、FW片桐淳至、片山真人、森山泰行、MF小島宏美、梅田高志らが練習終了後も自主的にシュート練習に励むなど、スタメン争いの本格化に向けた選手の意気込みもうかがわせた。
(写真)シュート練習を行うFC岐阜イレブン=西都市清水台総合公園
宮崎・春季キャンプの練習に先立ち、西都市のスポーツランド推進協議会主催の歓迎会が開かれ、会長の橋田和実市長らがイレブンを激励した。
