敵地で歴史に刻む1勝 FC岐阜サポーター歓喜
歴史的な初勝利―。サッカー・Jリーグ2部(J2)のFC岐阜は20日、山形県天童市でモンテディオ山形と対戦し、Jリーグ初勝利を挙げた。試合はMF高木和正らが立て続けに得点を決め、5点を奪う大勝。会場には約30人のサポーターが駆けつけ、節目となる勝利を喜んだ。
会場は山形のサポーターで埋め尽くされ、応援の声をかき消される状況だったが、イレブンは積極的なプレーを終始展開し、試合を優位に運んだ。試合後は、選手全員がサポーターの前に集まり、熱い応援に感謝。いわば“歴史的勝利の証人”となったサポーターは歓喜に包まれた。
FC岐阜を運営する岐阜フットボールクラブ社長の今西和男ゼネラルマネジャー(GM)は「間違いなくチームは進化している。(松永英機)監督の手腕、選手の学習能力の高さが素晴らしい」と満足げ。山形はJ2入り10年目で、J1昇格を目指す古豪だが「対等以上の試合をしてくれた。うれしい誤算」と振り返った。
大垣市出身で、秋田市に住む大学院生川瀬宙さん(24)は「歴史的な1勝を応援でき、とてもうれしい」と笑顔。チームは次節のヴォルティス徳島戦(23日午後6時・長良川競技場)に向けて弾みを付けた格好となるが、今西GMは期待を込めて「きょうのようなサッカーを続けてくれると思う。多くの人に熱い声援を送ってほしい」と話していた。
(写真)Jリーグ初勝利を挙げたFC岐阜イレブンに声援を送るサポーター=山形県天童市、NDソフトスタジアム山形

