2008年04月13日 日曜日

FC岐阜、急襲5発 福岡に逆転勝ち

カテゴリー: FC岐阜ニュース 10:10

FC岐阜×福岡=後半11分、今季初得点を決めたFC岐阜のFW片桐淳至(中)を囲むイレブン=レベルファイブスタジアム Jリーグ2部(J2)第7節第1日は12日、3試合を行い、7位のFC岐阜は福岡市のレベルファイブスタジアムで9位のアビスパ福岡と対戦。約5分間で4得点を挙げるなど、5―1で大勝し、3勝2敗2引き分けとして暫定2位に順位を上げた。

 FC岐阜は前半、福岡の攻撃陣に押し込まれ、18分に失点して0―1で折り返したが、後半11分にFW片桐淳至の今季初得点で追いつき、1分後にも片桐が勝ち越し弾を決めて逆転。さらに2分後にMF高木和正、その2分後にはMF梅田高志が決めて一気に4―1とした。38分は梅田高志のダメ押し弾で5―1に突き放した。高木、梅田ともに今季3点目。

 FC岐阜サポーターは約80人が詰め掛け、大逆転勝利に酔いしれた。

 このほかの試合では、横浜FCがアウェーで山形に0―1で敗れ今季初黒星。仙台は徳島とホームで1―1の引き分け。

 J2第7節最終日は13日で、残り4試合を行う。愛媛の試合はない。第8節は19、20日。FC岐阜は19日午後2時から、岐阜市の長良川競技場で横浜FCと対戦する。第8節は湘南の試合がない。

(写真)FC岐阜×福岡=後半11分、今季初得点を決めたFC岐阜のFW片桐淳至(中)を囲むイレブン=レベルファイブスタジアム

「集中切らさず90分戦えた」 前半耐え、後半猛攻撃

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:45

 一体誰が、こんな展開を予想しただろうか。劣勢のまま0―1で折り返した後半、一挙5得点で5―1の大逆転勝利。「まさかこういう結果になるとは思っていなかった。本当に選手たちはよくやってくれている」と松永英機監督。“得点ショー”のタクトを振った指揮官の表情から、珍しく笑顔がこぼれた。

 劣勢に耐える我慢強さや集中力、自分たちの持ち味を出し切る自信、点差を広げてもさらなる得点に向け挑戦する心…。Jリーグでの経験や、選手の技術では福岡の方に分があるかもしれないが、勝者に必要なメンタリティーはすべてFC岐阜の方が上だった。

 「大崩れしなくなってきた。辛抱するところは辛抱し、前に出るところは前に出ている」とは松永監督。劣勢の前半は「辛抱して」0―1にとどめ、勝ちに行く後半は「前に出て」5得点。「前後半で課題を修正して、集中を切らさず90分間を戦えるのはうち(FC岐阜)の一番の強み」と主将の小峯隆幸。これまでの7試合を通じて、チームの調子が後退したことは一度もない。着実に磨いてきた強みが、福岡戦でも通用した。

 練習の成果が発揮されている点も見逃せない。松永監督はどんな練習メニューでもプレーの締めくくりをシュートで終わることを強く求めており、福岡戦でも日ごろの習慣がピッチで表現されて相次ぐ「5点」につながった格好だ。

 短時間で大量得点を奪った結果や、強豪相手に3勝を挙げた戦績、さらにはJ2新規参入ながら上位に食い込む話題性で注目を浴びだしたFC岐阜。しかし、表面的な勝ち負けだけでなく、「チームとしての『統一感』ができてきた」(松永監督)という強さの本質が、最大の武器であると印象づけた得点ショーだった。

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