2008年04月30日 水曜日

「連敗阻止」イレブン一丸 さえたディフェンス

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:56

 松永英機監督が「今後に向けて非常に大きな意味を持つのでは、と考えていた」という水戸戦。FC岐阜イレブンは3―1で勝ち切ることで、まず連敗を止め、さらに4月の通算成績を2勝2敗1引き分けの五分に戻し、そして数字には表れない大きな収穫を得た。「何よりも連敗を阻止するという選手の意気込みが強かった」と松永監督。90分間を通じたイレブンの戦い方が、また一つレベルアップした。

 焦点は1―1で折り返した後半。10分を超えたあたりから、水戸の選手の足が鈍くなった。両チームとも、中2日という厳しい日程で迎えた第10節。先に失速したのは、ホームの水戸だった。

 冴(さ)えたのは守備だ。「自分たちの状況に応じたプレーを、グループも選手も感じないといけない」と松永監督。体力の消耗もいとわずに激しく戦う局面なのか、一旦は自陣に引いてリズムを立て直すのか―。「力の使いどころはどこなのか、選手は試合の中で実践してくれた」と松永監督。FC岐阜は「90分間で勝つ」という柔軟な試合運びで水戸を手詰まりとし、「全然ゲームができなかった」と敵将に言わしめた。

 松永監督は、前日の練習時にこの日のスタメンを発表。「チームの空気に緊張感があった」という。「2連敗の後、3連敗してしまうかどうかはわれわれ(の気持ち)次第のところがあった。(選手は)ピッチの中で気持ちを表現してくれた」(松永監督)。

 闘志あふれるプレーを展開しながら、巧みな試合運びをみせたイレブン。監督の予想通り、「非常に大きな意味」を持つ勝ち星となった。

今季初スタメンの森山、初ゴールは先制弾

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:55

前半26分、FC岐阜のFW森山泰行(15)が先制点を挙げる=笠松競技場 今季初のスタメン出場を果たし、今季初ゴールとなる先制点を挙げたFW森山泰行。「連敗の悪い流れを変えられてよかった」と、充実感をにじませた。

 今季は後半の終盤から途中出場するピンポイントでの起用が多く、これまでは第2節・仙台戦で果たした15分間の出場が最長だった。松永監督は「チームの流れを変えたかった。森山を使うことで、精神的な部分や、戦術をもう一度確認して臨んだ」とFW片山真人に代えて起用。さい配がピタリとはまった。

 得点シーンは、実に森山らしい形。得意とする近いサイドに、FW片桐淳至が絶妙のクロス。相手DFと競り合いながら滑り込んでコースを変え、ネットを揺らした。「いいところで出してくれた。(片桐)淳至に感謝だね」と森山。

 「連敗を止めて岐阜(ホーム)に帰れるのがうれしい」と、5月1日に39歳の誕生日を迎えるベテラン。「次はホームで決めないとね」と表情を緩めた。

(写真)前半26分、FC岐阜のFW森山泰行(15)が先制点を挙げる=笠松競技場

(C) 岐阜新聞社