2008年04月20日 日曜日

失点にもドロー狙わず、持ち味貫く

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:10

 今シーズン初の逆転負け。全42試合の中の1試合と考えると、今後も数試合は逆転負けがあるかもしれない。しかし、この日の横浜FC戦は、とにかく負け方が悲劇的だった。FW片山真人の言葉が端的だ。「もう、こんな試合はこれっきりにしたい」。イレブンから目前だった勝ち点を奪っていった、悪夢のようなロスタイムだった。

 今季最多となる6000人超の観衆は、最後までFC岐阜が「3―2」で勝利できるか、「2―2」で勝ち点を得ることができると信じてやまなかったはずだ。「戦術や、サイドを使った攻撃、守備の出足の鋭さなどは、われわれが学ばなければならない」とは横浜FCの都並敏史監督。それだけ、FC岐阜は強豪相手に戦えていた。

 持ち味は貫いた。激しいプレスからサイド攻撃につなげ、「アタッキングサード(敵陣ゴール前)で起点をつくるということは成功していた」とFC岐阜の松永英機監督。さらに、2―2とされても決して守りに入らず、勝ち越しを狙って攻め手を緩めなかった。ただ、失点が終了直前だったということだ。

 チームとしての統一感は横浜FCと比べても引けを取るものではなく、都並監督が感じたFC岐阜の印象「非常にいいチームだと思う」は正直なものだろう。「こういう負け方をすることで、チームは成長する」と松永監督。初の逆転負けを喫した痛恨の経験は、未来の勝ち点につながる教訓となるに違いない。

急きょ出番水谷、奮闘 20歳GK、J初出場

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:09

初のスタメン出場を果たしたGK水谷允俊=長良川競技場 「クリアー!」。いつもより一段と大きい声が、ピッチにこだました。今季初スタメン、Jリーグ初出場を果たしたGK水谷允俊。「普段の練習から準備は万端だったけど、やっぱり緊張した」とほろ苦いデビューとなった。

 横浜FCのMF三浦淳宏が放つ強烈なミドルシュートを2本も止めた。「CKからの2失点目は防げた」と悔やむが、セルジオ・ゴベッチGKコーチは「初めてだけど、全部よかったね」と評価。チーム内では「パッション」と呼ばれているFC岐阜セカンド(Bチーム)から生え抜いた20歳。コーチは「若いし、すごいキーパーになるよ」と目を細めた。

 これまでフル出場しているGK日野優が、この日の午前に軽い追突事故を起こし、水谷に出場機会が回ってきた。FC岐阜を運営する岐阜フットボールによると、日野と事故の相手に大きなけがはなく、相手は病院で検査を行って経過を観察しているという。

(写真)初のスタメン出場を果たしたGK水谷允俊=長良川競技場

(C) 岐阜新聞社