2008年05月08日 木曜日

組織的守備が収穫 スタメン6人入れ替え 鳥栖戦

カテゴリー: FC岐阜ニュース 08:38

FC岐阜×鳥栖=ゴール前でシュートを繰り出すFC岐阜のDF菊池完(3)ら。後半は果敢に攻めた=長良川競技場 勝負の世界は、どこまで非情なのだろうか―。試合残り10分まで鳥栖の攻撃を封じ続けたDF深津康太の一つのプレーが、試合を決する相手PKに結び付き0―1の敗戦。誰一人として、深津を責める選手はいない。松永英機監督も試合後の第一声から「収穫の多い内容だった」と振り返り、連戦を総力戦で戦い抜いたイレブンを真っ先にたたえた。

 まずこの試合は、大型連休を中心に11日間で4試合という連戦の最終日であったことを忘れてはならない。FC岐阜は前節にけがをした主力2人を欠き、11人中6人が前節のスタメンから入れ替わった。さらに、これまでの3試合でFC岐阜は計8失点。J1昇格を目指す鳥栖の岸野靖之監督は試合を「凡戦だった」と振り返ったが、「組織的な守備の修正を第一に考えてゲームに臨んだ」(松永監督)というFC岐阜の方向性は、間違ってはいなかった。

 手応えはあった。深津、菊池完のCBコンビは相手FWを制圧。「鳥栖のいいところを消しながら、組織的な守備をよくトライしてくれた」と松永監督も評価した。わずか中2日の日程で、入れ替わったメンバーが守備を立て直した点は大きい。指揮官も「前節と比べれば、非常に統一感のあるサッカーをできた」と満足感をにじませた。

 結果的には4試合で1勝3敗という苦い連戦となったが、松永監督は力強く「長いシーズンの中で考えると、悲観するものではない」と前向きだ。今後の強化に向けて、乗り越えなければならない試練のような非情な敗北。松永監督が「まだまだFC岐阜は成長していく部分がある。こういう経験をしながら、選手やチームの成長を促していきたい」と言い放ったのは心強かった。

(写真)FC岐阜×鳥栖=ゴール前でシュートを繰り出すFC岐阜のDF菊池完(3)ら。後半は果敢に攻めた=長良川競技場

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