2008年06月01日 日曜日

耐えて守備集中 FC岐阜、前節大敗から出直し

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:28

 崩れなかった粘り強さが光る好試合だった。忘れてならないのは、FC岐阜は前節で屈辱的な0―5の大敗を喫しているという点。イレブンは大量失点した前節から持ち直し、松永英機監督が「チームとして収穫があった試合」と振り返るプレーを展開。ホームでの連敗を5で止めた。

 前半は全体の守備意識が高く、「守備やポゼッション(ボール保持)はうまくいっていた」と松永監督。FC岐阜のシュートは1本だったが、甲府のシュートも3本に抑えた。GK日野優の好セーブも、集中力を切らさず奮闘するイレブンのプレーを象徴していた。

 出色だったのは後半。DF菊池完が先制点を挙げ、27分に同点に追い付かれてからも、甲府の容赦ない連続攻撃にさらされた。前節のC大阪戦では、後半27分から35分までに耐えられず3失点。甲府戦ではこの時間帯をしのぎ切り、J1復帰に向けて後がない相手の決死の猛攻を「よく踏ん張った」(松永監督)。

 5月の6試合は1勝4敗1引き分けと負け越しで終わったが、「1日、2日で力は付かない。こういう試合を繰り返しながらトレーニングを積むのが大事」と、松永監督は長い目で見た強化の道筋も重視する。課題を見つけ、修正し、また課題を見つけながら徐々にチーム力を高めていくのがリーグ戦の醍醐味(だいごみ)。指揮官が「チームの方向性を確認しながら、あきらめずに戦っていきたい」と前向きに語る材料となる、価値ある勝ち点「1」となった。

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