FC岐阜、しぶとくドロー 鳥栖と0―0
Jリーグ2部(J2)第30節最終日は10日、5試合を行い、11位のFC岐阜は、佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアムで3位のサガン鳥栖と対戦。0―0で引き分け、8勝11敗9引き分けで11位を維持した。J2は今節で2巡目の14試合を終了。FC岐阜は3勝4敗7引き分けだった。 (続きを読む…)
Jリーグ2部(J2)第30節最終日は10日、5試合を行い、11位のFC岐阜は、佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアムで3位のサガン鳥栖と対戦。0―0で引き分け、8勝11敗9引き分けで11位を維持した。J2は今節で2巡目の14試合を終了。FC岐阜は3勝4敗7引き分けだった。 (続きを読む…)
0―0で引き分け、勝ち点1ずつを両チームが分け合った。しかし、足取り重く沈痛な面持ちで会見場に現れたのは、FC岐阜の松永英機監督ではなく、鳥栖の岸野靖之監督。松永監督は「守備は機能していた。相手のよさを消すということは、ほとんどができていた」と会心のコメント。強者からしぶとく勝ち点を拾ってきた2巡目のFC岐阜サッカーを縮図にしたような試合だった。
前節と異なり、右サイドバック(SB)にスピードのある小峯隆幸、左は攻撃参加ができる奈須伸也、中央は長身の川島眞也と菊池完で固める最終ラインで臨んだ。サイドからの侵攻は両SBを中心に対処し、中央へのクロスやロングボールは川島と菊池で弾き続けた。松永監督は2巡目の収穫を問われると、「きょうみたいに」と前置きして言葉をつないだほど。奈須は「自分だけではなく、うまく連動して守れた。(2巡目は)守備のベースができてきた」と笑顔をみせた。
FC岐阜は2巡目を3勝4敗7引き分けの勝ち点16で終え、1巡目の勝ち点17とほぼ同じ戦果を得た。各チームの「FC岐阜対策」が進む上、夏本番を迎え、体力の過度な消耗を抑えながら戦う「負けないサッカー」への転換を成功させた格好だ。勝ち星は減ったものの、鳥栖を含め1巡目で敗れている愛媛、草津、湘南、仙台と引き分け、1巡目は2度もあった連敗が2巡目はゼロ。しぶとく勝ち点を拾い続けるチームに成長した。
松永監督は「ゲーム運びや相手への対応力は、選手の共通理解の上でうまくなってきた」と手応えを示す。FW片桐淳至が「きょうは勝てた試合」と言いながらも「上位のチームを脅かすレベルにまではいけていると思う」と話す価値ある勝ち点1を得て、“Jリーグ1年生”のFC岐阜が終盤戦を迎える。