2008年09月15日 月曜日

後半攻勢もシュート精度欠く FC岐阜セカンド天皇杯1回戦

カテゴリー: FC岐阜ニュース 08:28

 ただの「敗退」ではなかった。GK曽我部巧はユニホームで顔を覆ったまま泣き崩れ、DF横山雅哲も真っ赤にはらした目でピッチを見つめたまま、ぼう然。「僕らには、これしかなかった」(横山)。人生を懸けるかのようにサッカーに打ち込むFC岐阜セカンドの選手にとって、0―1での敗退は受け入れ難い残酷な現実だった。

 プランの半分は遂行した。「前半に失点しないようにすれば、後半はいけるのでは」(辛島啓珠監督)。言葉通り前半を無失点で折り返し、後半に攻勢に出たがシュート精度を欠きゴールは割れず。最後に笑ったのは、今夏の全日本大学トーナメントで準優勝した技術豊かな阪南大だった。

 J1から数えると事実上の7部に相当する県2部で戦うFC岐阜セカンド。元Jリーガーや、FC岐阜が毎年の昇格を成し遂げる中でトップチームから漏れた選手が、昼間は仕事で生計を立てて夜に練習を積んでいる。トップチーム入りを目指す選手にとって天皇杯は「上に行くほどアピールの場になる」(MF中村豪)という年1度の大チャンス。「どうしても勝ちたかった」とMF櫻田真平は肩を落とした。

 脚光を浴びるJの舞台を夢見て、いわゆる「日陰」で奮闘する選手たち。今大会で勝ち上がる夢は打ち砕かれたが、チャンスのすべてが終わったわけではない。試合後、熱心なサポーターから温かなエールが飛んだ。「前向いて、頑張れ」

10試合ぶり勝利狙う きょうホームでC大阪戦

カテゴリー: FC岐阜ニュース 08:27

 FC岐阜は、Jリーグ2部(J2)第35節最終日の15日、岐阜市の長良川競技場で、セレッソ大阪と対戦、10試合ぶりの勝利を目指す。キックオフは午後3時。この試合は、満60歳以上の観客の入場(バックスタンド)が無料となる。

 FC岐阜は前節終了時点で8勝14敗10引き分けの勝ち点34で12位。C大阪は15勝12敗4引き分けの勝ち点49で6位。ここ5試合の戦績は、FC岐阜が3敗2引き分けで、C大阪は2勝2敗1引き分け。今季初となる3連敗中のFC岐阜は、ここ9試合でみると5敗4引き分けと低迷している。FC岐阜は1巡目でC大阪に0―1、2巡目では0―5で敗れており、雪辱が掛かる。

 試合の鍵となるのは、第34節の広島戦で喫した1―7の大敗から、FC岐阜イレブンがいかに立ち直り、どん欲に結果を求める高いモチベーションで試合に入れるか。広島戦で一矢報いる得点を決めたFW片山真人は「久しぶりに文句なしの1点を取れた。乗っていきたい」とし「同じ相手(C大阪)に3回も負けたくない。どんな形でもいいから勝ち点3を取る」と意気込む。広島戦でけがから復帰したDF吉村光示は「ホームでみっともない試合はできない。結果にこだわっていきたい」と力を込めた。

2 / 212

(C) 岐阜新聞社