2008年10月27日 月曜日

脅威の粘り、1人退場の劣勢はね返す

カテゴリー: FC岐阜ニュース 08:40

 脅威を感じるほどの粘りだった。先制点を許しても、退場者を出して10人になっても、攻めの姿勢を貫いたFC岐阜イレブン。「負けられないという強い思いが、最後まであきらめない姿勢になって点につながったと思う」と松永英機監督。敗戦のピンチに立たされたFC岐阜が、戦術的な収穫や課題とは別次元の「チームカラー」を見せ付けた。

 試合序盤から狙いのサイド攻撃を中心に優位に立った。「全体的には思い通りのことがかなりできた試合だった」と松永監督。先制点は許したものの、多くの局面で組織的な守備も機能。試合は3度目の“Jリーグ同期ダービー”だったが、やはりFC岐阜の方が戦術の遂行度では上だった。

 肝心の「FC岐阜ならではの強さ」を見せたのは、0―1とリードされた上、相手より1人少なくなった後半だ。 (続きを読む…)

終了間際にドラマ MF菅の強烈ミドルで同点

カテゴリー: FC岐阜ニュース 08:39

 0―1。手元の時計は後半44分を回っていた。退場者のいるFC岐阜は10人で、対する熊本は11人。熊本の勝利を確信しつつあった約3500人の観衆が、この男のプレーに絶句した。FC岐阜のMF菅和範。強烈なミドルシュートをたたき込み、1―1に。「やっぱりこの男は“何か”を持っている」という瞬間だった。

 右ひざを痛めており、5試合ぶりの出場。本調子ではないが、後半25分から投入された。劇的な同点シーンは、DF奈須伸也がけり込んだ左クロスが菅の足元にこぼれて生まれた。

 CKのこぼれ球が菅の足元にこぼれ、決勝点に結び付いて勝利した第20節・横浜FC戦と同じだ。菅は「たまたま取れただけ。選手みんなで取った点です」と謙そんした。

 久々の出場でしっかりと結果は出したが、菅自身は「課題は多い。プラス(得点)はあったけどマイナス(ミス)も多かった。ふがいない」と硬い表情。笑顔ひとつ見せずに「もっと練習します」と繰り返した。

(C) 岐阜新聞社