FC岐阜、前半に重い2失点 展開力の差くっきり
<FC岐阜0―2仙台>
ピッチを広く使って、ワンタッチ、ツータッチのパスでボールを運ぶ。そんなテンポの良い攻撃サッカーに押され、前半に2点を与えてしまった。岐阜と仙台の展開力の違いが結果に表れた。
前半44分、2失点目の場面。左サイドをワンツーで崩されると、守備陣深く入り込まれた。岐阜のDFは、そのスピードについていけない。鋭いパスをゴール前に入れられ、最後は相手FWに詰められた。
スペースに2人、3人と顔を出し、ボールに絡んでくる。キャプテンマークをつけたDF秋田英義は「相手は一人一人が前でボールをさばける。それに合わせて、周りが連動してくる」と展開力を振り返った。
一方、岐阜の攻撃は相手守備を崩し切れていなかった。後半からボランチに入ったMF永芳卓磨は「前線までいくけど、そこで誰にパスを出そうか探してしまうときがあった」。攻めが手詰まりになるから、パスをミスし、ドリブルを奪われてしまう。
選手たちは試合後、いつものように「最後はシュートで終わらなければ」。人もボールも、もっと動いてペナルティーエリア内に迫らなければ、得点力不足の解消にはつながらないのではないか。そのために必要なスタミナは、いまの岐阜にはあるはずだ。
前回と同じ2点差で敗れ、松永英機監督は「首位争いをするチームとの力の差があった」と実感した。「次の対戦までに、もっと力をつけておきたい」。この差をいかに縮められるかが、大きな課題となった。

