MF菅、千金の勝ち越し弾 満員スタジアム熱狂
<FC岐阜3―2横浜FC>
FC岐阜のJ2リーグ戦としては史上最多となる9113人の観衆の中で、チームを率いるMF菅和範が値千金の勝ち越し弾を決めた。「多くのお客さんも来ていたし、絶対に勝てると信じていた」。満員のスタジアムを熱狂で包むには、十分すぎるほどのスーパーゴールだった。
2―2で迎えた後半35分、右CK。中央の競り合いからこぼれたボールを「ミートすることだけを意識した」と直接右足でけり込んだ。3―2。スタジアムは割れんばかりの歓声で揺れた。
ベテラン選手の積極果敢なプレーあり、執念のゴールもあり、さらに主将の美しいゴールまで生まれた試合。そして、その選手を包み込む「最後まで後押ししてくれた一番のヒーロー」(松永英機監督)という史上最多の観衆もいた。「『次もまた見にくるよ』という声がうれしかった」と菅。大勢の観衆が純粋に楽しんだ、最高の逆転劇だった。

