試合を決めた1点
日にちが経ってしまいましたが、どうしても記しておきたいことがあります。
5月9日、ホームでの岡山戦。チームに勢いを生んだ主将、菅和範選手の先制弾のことです。
前日の練習後。
記事の中でも書いたことですが、菅選手が「円陣を組もう」と言い出し、全選手、監督、スタッフが肩を組んで、必勝を誓いました。
「次(岡山戦)はチームがひとつになって勝たないといけない」と菅選手。
それまで9試合で勝利なし。何としても勝ちたいという思いがそうさせたのでしょう
菅選手は、よく「僕たちはへたくそなんで…」と言います。

その後に続く言葉は、「練習するしかない」であり、「むかっていくだけ」であり、
「本当、がむしゃらにやらないと」であり。
チームがいまどういう状況なのか。そのために何ができるのか。何をすべきか。
サッカーと真摯に向き合い、チームを引っ張っています。
大学を卒業してまだ2年目、23歳の頼もしい存在。
そんな主将のひと蹴りが、試合の流れをつくったのです。
約20メートルの位置から左足での思い切ったシュート。
「あの場面はあまり覚えていないんです」。
ゴールが決まった後、真っ先にサポーターのところに走っていったのが印象的でした。
「ホームでずっと勝ててなかったので、(サポーターに)おまたせしましたという気持ち。喜びを、一緒に共有したかったのです」。
あのゴールは、そういう思いの詰まったゴールなのです。

