開幕戦、無敗神話
「開幕戦は負けない」。そのジンクスは本当でした。
FC岐阜の開幕は、カターレ富山との「東海北陸ダービー」。しかも、初めてのホーム戦。燃えない訳がありません。
結果は、MF嶋田、FW押谷の2得点で逆転勝ち。途中出場の嶋田のゴールで同点に追い付き、前半にPKを外した押谷のゴールで勝ち越す。勝負の世界って、こういう「筋書きのないドラマ」を本当に描くのだなと、鳥肌が立ちました。
そして、試合後の監督会見。初陣を飾った倉田監督が「あのまま終わっていれば、押谷が責任をかるぶことになっていた」と選手を気遣っていたのが印象的でした。監督としてJリーグで初めて執った采配もぴたりと当たり、最高のスタートを切ったと思います。
会場の長良川競技場は、改修工事の真っただ中です。半分以上はブルーシートで覆われ、水が使えないのでトイレも仮設と不便な状況でしたが、サポーターの応援が選手、監督を後押ししたように思います。
苦しい状況の中でも、チームの勝利が一番の支えになる。そのことを改めて実感させてくれる試合でした。

写真は改修された大型スクリーンです。試験的に運用されていたのですが、やはり絵が映ると違いますね。これまでは文字だけで寂しかったので。。。
新聞に掲載できなかった選手コメントを紹介します
FW押谷祐樹選手
「先発出場は2回目だったので緊張しました。(得点の場面は)ボールがうまく相手のところに入って。プレシーズンでは、あの状況でパスを出して止められたので、自分で行こうと思った。PKは自分が取ったので、自分で蹴ろうと。深呼吸を5回ぐらいしたけど、意味がなかったですね(笑)。でも、FWは一番に得点することが求められているので、うれしいです。昨年は、最後の10分とかしか出ていないので、チャンスを生かし、出続けていきたい」
MF嶋田正吾選手
「前半はベンチで相手の弱いところはどこかを自分なりに分析していた。途中出場するとき、監督からは『総攻撃』と言われました。前半は前戦からプレスをかけていけてなったので、前から行けば岐阜のリズムをつくれると思った。個人的には、流れをつくれたと思う」
MF山内智裕選手
「個人的には、もっと自分のプレーをアピールしたかった。セカンドボールを拾ったり、DFからのボールをもらって、攻撃の起点になればよかった」
MF橋本卓選手
「立ちあがりの自分たちの時間に点を取っていれば、もっと楽に勝てていた。前からプレッシャーをかけていかなければいけないのに、ボランチの押し上げが足らなかったと思う。正吾さんが入ってボールを受けてもらう人ができたので、リズムをつくりやすくなった。プレシーズンで名古屋といい試合をして、いい形で開幕戦を迎えられたのが大きい」

