岐阜新聞Web・FC岐阜特集

FC岐阜のJ2での活躍や話題を紹介するサイトです

2007年02月21日 水曜日

再申請へ猶予1カ月 Jリーグ側が期待感

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:01

 FC岐阜の準加盟申請が「継続審議」となり、承認に向けた猶予を与えられたことは、準加盟資格の要件を十分に満たしていなかったクラブにとっては“温情判断”だったといえる。鬼武健二チェアマンは「サポーターや、チームも頑張っている。駄目なら落とせば(承認しなければ)いいのだが、盛り上がりを評価しないといけない」と述べるなど、Jリーグ側が「岐阜からJへ」という流れに対して抱く期待感をにじませた。

 FC岐阜が1月10日に準加盟申請した段階では、FC岐阜を運営する岐阜フットボールクラブの社員はおらず、鈴木誠代表取締役と取締役3人のみ。スポンサーの獲得や広報業務などは派遣社員などが行っており、正社員がいなかった。

 理事会の決定を受け、1月末に就任した今西和男ゼネラルマネジャーは「指摘を受けるまでもなく、人材を確保する必要性を感じていた」とし「総務、広報、事業、地域振興、育成普及などのエキスパートが必要。ふさわしい人材がいないか行政や民間から情報を頂き、地元の人材を中心に増強したい」と話す。猶予に関しては「JFL開幕前に何とかするつもりだった。(3月16日まで)待ってもらえたというのは、Jリーグ側の岐阜に対する期待を感じ、ありがたい」と述べた。

 鬼武チェアマンは「『1カ月でやれ』というのは厳しいが、やる(J入りを目指す)からには、その気になってほしい」と期待し「夢を奪うことはしたくない。だが、甘えられても困る」と姿勢を示した。

 森山泰行が2004年末に加入し、Jリーグ入りを目指す機運やチーム力が一気に加速したFC岐阜。今回の「継続審議」という判断は、昇格を果たしてプロ目前のJFLまで躍進したチームに合わせ、運営側にも“プロ化”という組織の成熟を求める意味が込められている。

(C) 岐阜新聞社