天皇杯に挑むFC岐阜セカンド 14日に初戦
サッカーの天皇杯全日本選手権は13日、各地で開幕する。県勢は今年、J2枠で3回戦から出場するFC岐阜に加え、県予選を突破したFC岐阜の下部チーム「FC岐阜セカンド」も出場。1回戦(14日午後1時・長良川球技メドウ)で阪南大(大阪)と対戦する。虎視眈々(たんたん)とトップチーム入りを目指してプレーするセカンドのアマチュア選手にとって、天皇杯は絶好のアピールチャンス。個々が抱く「1試合でも多く」という思いをチーム力に結集し、大舞台に挑む。
「勝てば勝つほど、チャンスは広がる」とFW松江克樹。普段は県リーグ2部という、Jリーグ1部(J1)から数えると事実上の7部で戦うセカンドの選手にとって、J1から高校生までが参加して頂点を競う天皇杯は、年に一度の大チャンスとなる。
毎年、下部カテゴリーのチームが上のカテゴリーのチームを破る、天皇杯ならではの「下克上」。セカンドは勝ち進むと3回戦でJ2鳥栖と対戦することができるが、主将でMFの櫻田真平は「チャンスにつながる。Jを相手にしたい。鳥栖とやりたい」と上を見据える。
ただ、1回戦に立ちはばかる阪南大は学生屈指の強豪。7月の総理大臣杯では堂々の準優勝に輝いている。さらに2回戦では四日市大(三重)―ホンダFC(静岡・JFL)の勝者と対戦するが、どちらも強豪だ。
目の前の試合に勝つことは重要だが、セカンドは2012年の岐阜国体で成年男子の核となるため、長い目で見たチームの基礎づくりも必要。辛島啓珠監督は「自分たちがやってきたことをピッチで表現できるか。思い切ってやりたい」と意気込み、櫻田は「たとえ相手が格上でも、1試合1試合を勝っていきたい」と闘志を燃やす。
(写真)天皇杯1回戦に向け調整するFC岐阜セカンドのイレブンと辛島啓珠監督(中)=養老町スマイルグラウンド

