森山「今後は指導者としてサポート」
試合開始前、2004年末にFC岐阜で復帰し、ピッチだけでなく、営業活動でも汗を流すことで「岐阜からJへ」の機運を高めたFW森山泰行(39)が、選手としての引退を正式に発表した。会見に同席した今西和男GMは「普通だったらシーズン終了後に引退を発表するが、(シーズン途中に)発表することで、少しでも観客動員につながればいいという申し出をありがたく受け止めた」と経緯を説明。今後については「サッカー大使として、FC岐阜を代表する指導者として子どもたちに教えてもらいたい」などを話した。
会見の要旨は次の通り。
―引退の理由、時期は。
「ゴール前では技術的なところを発揮できるが、サッカーはゴール前だけじゃない。この年齢になって一生懸命に頑張っている姿を見せたかったけど、若い選手をどんどん(試合に)出してもらった方がチームのためになる。シーズンを始める前から今年1年と決めていた。往年のプレーより劣っているとの自覚はあった」
―引退後は。
「『子どもたちに夢を』からスタートしたチームだから、選手より指導者としてサポートする立場になりたい」
―今シーズンはまだ試合が残っている。
「FC岐阜の伝統や、スピリッツ(精神)は一緒にやってきた選手に伝えてきた。最後まで模範的な立場として選手をやりきるつもり。今のところ試合に出てないので、このまま終わると悔いが残る。最後を飾るなら、このホームグラウンド(長良川競技場)でゴールを決めたい」
―FC岐阜で一番印象に残っているのは。
「毎年の昇格を決めた瞬間は、今でも思い出すと感動するし、一番の思い出になっている。達成感を感じることはできた。この4年間は地域に勉強させられた。選手としての集大成は、ここ(FC岐阜)にあった」
(写真)試合前の引退会見に臨むFW森山泰行=長良川競技場

