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2008年09月24日 水曜日

「何もできなかった」言葉少な

カテゴリー: FC岐阜ニュース 09:01

 完敗だった。90分間のほとんどが「甲府の時間」だった。選手も「何もできなかった」「甲府は強かった。どう言葉で表現したらいいか分からない」と言葉少な。FC岐阜イレブンは気迫あふれるプレーで果敢に戦ったものの、文字通り手も足も出なかった。

 今季、甲府とは2度の1―1と戦績上では五分だったが、この日はまるで違うチームのようだった。新加入のFWマラニョン、サーレスが甲府の前線で球をキープし、FC岐阜の組織守備を終始揺さぶった。「サッカーはスピードと精度が必要とされている。考えるスピード、プレーのスピード、展開のスピード…。我々のサッカーができなかった」と松永英機監督。甲府は、格上のチームに変ぼうしていた。

 試合の流れすら来なかった。相手ボールを奪っても相手の守備の寄せが速く、最終ラインから前線、または中盤から前線への展開でミスを連発。「甲府は精度が高く、その差が4点の差になった」と松永監督。確かに、「サッカーで必要とされている」というスピードと精度のいずれも、この日の甲府は抜群の出来。これこそ完敗だ。

 選手の思いも複雑。「勝つまで一生懸命にやるだけ」と言う選手がいる一方で、ついにこの日はある選手が「『きょうも勝てないんじゃないか』という思いがわいてきてしまう」と弱音を口にした。チーム未体験の「6連敗」が、少しずつ選手の自信も奪いだしている。今季の残り7試合で、FC岐阜は浮上できるのか―。松永監督は「厳しい状況は続いているけど、(課題の修正と次戦への準備を)やり続けるしかない。下を向いててもしょうがない」と気丈に語った。

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