◆俊足、サイド攻撃の要

今季の活躍に期待が高まるFW片桐淳至=清水台総合公園 背番号「10」は、今年もこの男が背負う。
 東海社会人リーグから数えて4季目、所属選手の中では最古参のひとり。25歳。FC岐阜を象徴する選手は、プレーでも、精神的にもチームを引っ張っていく立場になった。

 鋭い切り返しでマークをかわし、瞬時にトップスピードに入るドリブルが持ち味。ペナルティーエリアの外からも果敢にゴールを狙う。ボールを持てば何かしてくれる。そんな期待を抱かせる。

 昨季はFWとして39試合に出場、チーム最多の9点を挙げた。ただ、今季はこれまでサイドMFとして出場する機会が多い。「チームの中で与えられたポジションをやるだけ」と自分の役割を把握し、攻守の切り替えの速さを求める新チームの中で、サイド攻撃の要となっている。「自分のプレーの幅が広がれば」とさらなる向上を目指す。

 大卒、高卒の新加入選手に積極的に話し掛けてコミュニケーションをとる姿にも、兄貴分としての存在感がうかがえる。「新生FC岐阜として、一丸となって戦っていきたい。自分がチームを盛り上げていかないと」。チームが始動した日、こう意気込みを語っていた。

 3日、岐阜市の伊奈波神社での必勝祈願を終え、「選手25人で51試合を戦い抜いていこうという気持ちが強くなった」と決意を新たにした。「勝負の年」と位置付ける2年目のシーズン開幕まで、あと3日。チーム躍進の原動力となる。

(写真)今季の活躍に期待が高まるFW片桐淳至=清水台総合公園

=おわり=
(この連載は、根尾文悟が担当しました)

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