再三の決定機逃がす…FC岐阜、遠かったゴール
<FC岐阜0―2福岡>
「前半に点を決め切れなかったことに尽きる」とDF菊池完は振り返った。前半の岐阜のシュート数は、福岡の4本を上回る7本。菊池のシュートがゴールポストに当たり、はね返ったボールをDF秋田英義が押し込もうとしたがバーを超える。そんな決定機を再三つくり出した。前半に1点でも取っていれば―。だが、その願いはかなわなかった。
前半は岐阜のペース。秋田がオーバーラップでチャンスをつくり、MFの高木和正、嶋田正吾がワンツーで相手DFラインの裏を突く。自分たちのサッカーができず、福岡の篠田善之監督がピッチ近くまで出て行って声を荒げるほど。それほどまでに攻めていながらゴールが遠かった。
決定力不足。いま、岐阜が抱えている課題がここにある。開幕から6試合で奪った点数はわずかに計3点。しかも、得点を挙げているのはMFの選手ばかりだ。FWの西川優大は「FWの選手が起点になったりもしているので」と前置きし、こう続けた。「チャンスで必ず決めようという貪欲(どんよく)さがまだ足らない」
ただ、試合としては決して下を向く内容ではなかった。松永英機監督は「これまでやってきたことの精度、連係といった意味では、徐々に良くなっている。ちょっとしたことの差で勝敗が決まるのがJの厳しさだ」。実際、試合を重ねるごとに自分たちの「形」をつくり上げているように思う。敗れてもこういう試合を続けていくことが大切だ。

