離脱者相次ぎ、苦しい台所 若さ裏目のFC岐阜
<FC岐阜0―2仙台>
格上の仙台の壁を崩すことができない。岐阜の若さが裏目に出た。
仙台の流れるような組織攻撃に翻弄(ほんろう)された。開始早々6分の失点。5試合ぶりに先発出場したMF永芳卓磨は「落ち着いて試合を運ぼうとしたが、その前に点を取られた」
不測の事態ではあった。戦列を離れているMF橋本卓に加え、攻守のバランスを保ってきたMF高木和正がけが。体調を崩したFW片桐淳至も控えに回った。先発11人のうち実に7人が新加入選手。ボールを集めて、試合をコントロールする存在を欠いた。
後半に入り、何度か決定機をつくったが、得点に至らない。ロングボールを多用し、ドリブルで突っかかる姿に、選手たちの焦りが表れているようだった。MF染矢一樹は「何とか点を取ろうとしたが、決め切れなかった。自分たちの攻撃でボールを取られる回数が多過ぎた」と話した。
この日先発した多くが大卒の新加入選手だ。先発6人がJで100試合以上経験している仙台を相手に、あらためてその厳しさを知っただろう。松永英機監督は「こういうゲームが続いても、自分たちのサッカーをやり切っていくことを通して、選手たちが成長していってほしい」と言った。今後、J1昇格を目指す強豪との戦いが続く。新生FCにとっては正念場となる。

