FC岐阜、4月は白星なし 得失点差もワースト
とうとう勝ち星なく終わった。Jリーグ2部(J2)は第11節まで消化し、4月のFC岐阜の戦績は4敗2引き分け。順位もずるずると後退し、16位まで下がった。開幕から2カ月、早くも正念場を迎えている。
第11節を終え、得失点差はリーグワーストのマイナス12。特に失点が20点と際立つ。岐阜の1試合平均失点はリーグ最多の1・82点、4月はサガン鳥栖戦を除く5試合で2点以上取られた。
しかも点の取られ方がよくない。典型的だったのがカターレ富山戦。前半9分、CKからあっさりと先制点を許した。「前後半の立ち上がり」と「セットプレー」。何度もやられてきた失点パターンだ。
ここまで、前後半の15分までに7失点、CKからも4点を失っている。松永英機監督は「分かっていて失点するのは力のなさ。単にDFだけの問題ではない」と指摘。「経験を積みながら成長していかないといけない」と語る。
攻撃に関しては、好機はつくり出しているが、「決めるべき時に決めないから苦しい展開になっている」とFW片桐淳至。懸案だったFW陣の得点も生まれ、水戸戦や湘南戦のように、先制点を奪った4試合は負けていない。積極的にシュートを打ってリズムをつくり、決定力を高めていくことが大切と言える。
リーグは18チームによる3回戦総当たり。51試合の長いシーズンの中で、松永監督は1回戦を「我慢のクール」と位置付ける。先発の選手、配置を試合ごとに変え、若い選手にも経験を積ませている。出場機会を与えられた選手が、その結果を次につなげていけることができるか。個々の力が試されている。

