逆境しのぎ反撃、ラスト15分で2点 FC岐阜
<FC岐阜2―0岡山>
前半のシュート数は岡山の6本に対してわずか1本。苦しい戦いを強いられていた岐阜が、逆境をはね返した。
ハーフタイムで松永英機監督は守備の修正を指示した。「前の人数を増やして両サイドをケアし、中盤でのマークを徹底させた」。後半開始からMF菅和範を投入。高い位置からボールを取りに行き、相手のボールの出どころをつぶしていった。ボールを奪ってからは、速い切り替えで裏に抜け出し、サイドをえぐった。
後半途中からは3トップに配置を変え、逆襲を仕掛けた。菅は「前半からセカンドボールを相手に拾われていた。そこを抑えることを第一に考えた」。相手のシュートがゴールの枠に当たり、救われる場面もあった。それでもDF陣を中心に耐え続け、「ラスト15分で2点を奪う岐阜らしい戦い」(FW西川優大)を久々に演じてみせた。
8試合ぶりの勝利。「きょうは絶対に負けられなかった。フィールドでも絶対に自分たちの時間が来ると声を掛け合っていた」。PKで待望の先制点を決めたMF高木和正は、この試合に懸けていた思いを明かす。必要だったのは思い切って前に向かっていく姿勢だ。
10位草津との勝ち点差は2。あと3試合を残し、目標に到達できる位置まできた。「まだまだ良くなる可能性がある。天皇杯もあるし、残り試合を大事に戦っていきたい」。監督の言葉にも力がこもった。
(写真)後半34分、PKを決める岐阜のMF高木和正(左)=岡山県陸上競技場桃太郎スタジアム

