個人技で押され失点 西川先制弾、攻撃では成長も
<C大阪2―1FC岐阜>
開幕から50試合目。J1昇格を決めたC大阪を相手に、岐阜はこれまで積み重ねてきた成果と、課題が出た。
先制点を奪った前半8分のプレー。右サイドのMF嶋田正吾が中央へ折り返した。ゴール前、MF高木和正がDFを引きつける。ボールを受けたMF永芳卓磨がシュートを放ち、こぼれ球をFW西川優大が押し込んだ。
開幕当初では見られなかった連動性だ。1人がボールを持つと、同時に誰かが動いて、ゴールへの道筋をつくり出す。松永英機監督は「一言で言えば、成長ということができる」と語った。
しかし、それが90分間を通して現れない。「中盤でパスを回して、ペナルティエリアまで運べるようになったが、最後の決定機をつくれない」と得点した西川。いい形をつくってもシュートに結びつかない。
トップ下で先発した永芳も「相手にとっては、攻められているけど怖い感じがしないと思う」。後半こそ主導権を握る時間帯もあったが、前後半合わせてシュート5本はやはり少なすぎる。今季の通算得点が100ゴールに迫るC大阪の多彩な攻撃と明暗を分けた。
ほかのチームの結果にもよるが、これで「10位以内」は厳しくなった。次はいよいよホームでの最終節。目標には手が届かないかもしれないが、これまでのすべてをぶつける舞台にしたい。

