【挑戦~新加入選手たち(5)】 MF阪本一仁
◆フィジカル面に自信
いかにも鹿実(鹿児島実高)出身らしい、分厚い胸板がフィジカル面の強さを物語る。高卒ルーキーながら、「年上の選手でも当たり負けはしない」とハートの強さもうかがわせる。
奈良県橿原市出身。J1ジュビロ磐田のユースに行くはずだったが、さんざん迷った末に、高校サッカーの名門・鹿児島実高に進んだ。2学年上には、昨季までFC刈谷に期限付き移籍していたMF川崎陽介がいた。
揺るがない自信は、そこで培った練習量に裏打ちされている。毎日、練習後には1000メートルを3分30秒以内で5本走るほど。「練習量はとにかくすごかった。でも、それで夏でも走り負けない力がついた」
高校まではFWの選手だったが、FC岐阜ではサイドMFで起用される予定。「サイドで試合に出場しても、ドリブルでの1対1の強さや相手の裏に抜け出す動きを見てほしい」。体が小さくてもテクニックで相手を翻弄(ほんろう)する、スペイン代表のMFシャビにあこがれる。
大学進学という選択肢もある中で、果敢にプロの世界に飛び込んだ。「サッカー選手は幼いころからの夢。大学へ行ってつぶれるようなら、プロでは通用しない。このチャンスに懸けたい」。きっぱり言い切った。
さかもと・かずと 奈良県橿原市出身。白橿原中から鹿児島実高に進学。趣味は音楽や映画鑑賞。身長172センチ、体重72キロ。1991年9月24日生まれ、18歳。
(写真)当たりに強いMF阪本一仁

