FC岐阜連勝 3位千葉を1-0
Jリーグ2部(J2)第23節最終日は22日、残り5試合があり、FC岐阜はホームの長良川球技メドウ(岐阜市)で千葉と対戦、1―0で勝利した。今季3度目の2連勝で通算成績を9勝2分け11敗とし、順位を11位に上げた。
岐阜の先発は、DFラインが右から新井、吉本、秋田、村上。ボランチは橋本と池上が組んだ。サイドMFは右が西川、左は押谷。2トップは佐藤と嶋田が張った。
岐阜は前半32分、MF西川のゴールで先制。その直後、西川のシュートがポストをたたくなどチャンスが続いた。後半、千葉が反撃に出たが、岐阜は最後まで集中力を切らさず、ゴールを守り切った。
次は29日午後7時、アウェーの西が丘サッカー場(東京都)で東京Vと対戦する。
◆攻撃連動、西川が千金弾
試合終了の笛と同時に、千葉の選手が次々としゃがみ込んだ。岐阜サポーターの大歓声がこだまする。岐阜が昇格圏内をキープし続ける千葉を相手に、堂々と走り勝った。
中断期間を含め、岐阜はこれまで一貫したコンセプトでチームづくりを進めてきた。前半32分、それが形となって千葉のゴールをこじ開けた。
ボールを中心としたディフェンス。立ち上がりにペースを握ったのは千葉。サイドバックが高い位置に張り出し、小刻みにパスを回して攻めてくる。だが、「FW、MF、DFがいい距離感でラインを形成していた」とGK野田。岐阜のブロックは崩れなかった。
ボールを奪ってからの攻撃の組み立て。中盤でMF橋本がボールをもった時、パスがくることを信じてFW嶋田はスペースに走り出していた。嶋田は、2度のフェイントを入れ、ゴール前に低い、速いクロスを入れる。練習でいつも取り組んできた形。「中盤でボールを持った時点で、しっかりと動き出すことができていた」。ゴール前にしっかり詰めたMF西川が左足で押し込んだ。
そして、落ちなかった運動量。しぶとくボールをもって相手の反則を誘い、体をぶつけてボールを奪いにいった。「中断期間にスタミナアップを図って走り込み、一度、疲れを抜いてコンディションが上がってきている」と倉田監督。MF押谷が相手DFを振り切ってシュートまで持ち込むなど最後までゴールに向かっていった。
これで今季3度目の2連勝。倉田監督は「3連勝を求めるのではなく、きょうのような試合を続けていくことが大事。そうすれば、おのずと結果はついてくる」。中断期間が明けて、2勝2分け1敗と好成績の岐阜。盛夏を乗り越え、変わり始めた予感がする。
(写真)岐阜×千葉=前半、シュートを放つMF西川=長良川球技メドウ

