堅守で札幌の攻撃しのぐ
<FC岐阜0―0札幌>
前節の大分戦から中2日のハードな日程。長距離の移動で疲れもある。苦手とするアウェー戦で結果を残せるか。岐阜に突き付けられた問いだった。
前半のシュート数はゼロ。芝の生えそろっていない、でこぼこのピッチに苦しんだ。パスを回そうと思ってもつながらない。強い風も影響した。もたつく岐阜の選手を追い詰めるように、相手が厳しく体を寄せてくる。攻撃の出足が鈍ってくるのは当然だ。
「いつもだったら、負けの試合だった」とFW押谷。大分戦で2得点した柱も、思うようにボールをもたせてもらえなかった。風上に立った後半、ロングボールをけり込んでゴールに迫ったが、シュートはペナルティエリアの外からばかり。MF染矢らを投入したが、最後まで決定機をつくれなかった。
でも、負けなかった。「押し込まれる場面もあったが、失点を防いだことは大きい」とMF西川。守備が連係して相手のマークを外さず、札幌の攻撃をしのいだ。サイドを使って揺さぶられても、DF陣が最後のところで足を出してシュートを止めた。
これまで3勝10敗とアウェーにめっぽう弱かった岐阜。倉田監督は「負けないことが必要な試合だった。アウェーで負けることが多かったが、(引き分けて)一歩前進することができた」とプラスに受け止めた。
今季、敵地で引き分けたのは初めて。肌寒い北の大地で得た勝ち点1。この結果を今後に生かしたい。

