新システム「1トップ」が機能
<FC岐阜4―4鳥栖>
10月のリーグ戦6試合で24失点。不安感がぬぐえない守備が、この試合も踏ん張り切れなかった。押谷は「悔しい。3回リードしながら勝てなかった」と白星をつかみ切れなかった試合を振り返った。
前半は理想的な展開だった。前半16分に嶋田がPKを冷静に決め、先制点を奪う。終了間際には新井からの縦パスを受けた西川が決める。不安な守備を考えると、2―0と複数得点でのリードの形を保ちながらゲームを進めることはプラスに働くはずだった。
しかし相手は後半、サイドを崩してゴール前にクロスを入れる展開を多用して攻め続ける。その結果、後半で3回追い付かれた。三田は「結果的に同じような試合を繰り返してしまっている」と反省しきり。
長身の西川を1トップにする4―2―3―1を初めて採用した初戦でもあったこの試合。トップ下に起用された菅は「運動量の豊富さが売りなので、自分の良さは引き出せた」と主に攻撃面での手応えをつかんだ様子。
それでもサッカーは、攻守がかみ合わないと勝てないスポーツであることを現状が教えてくれている。「勝てる試合を落とした」(三田)からこそ、課題の守備に真正面から向き合い、修正する必要に迫られている。

