飛騨・美濃じまん通信 Vol.8

安土桃山陶磁の里「ヴォイス工房」
責任者 本郷里奈さん(27)
=岐阜県多治見市東町1丁目9−17=

 毎夏、陶芸教室「安土桃山陶磁の里 ヴォイス工房」から「飛騨・美濃をじまんする会」会員へ、作陶体験がプレゼントされています。そこで、スタッフでもある陶芸作家本郷里奈さんから、工房の紹介と「じまん」を寄せていただきました。

作陶風景

作陶風景

 多治見市は2008年に日本最高気温40.9度を記録し、「日本一暑い町」として一躍有名になりましたが、やきものの町として名高い地でもあります。私はやきものを学ぶためにはるばる熊本から移り住んできました。また私の周りも、そうやって日本各地から集まってきた人たちがたくさんいます。この周辺は原料、土、道具などが手に入りやすく、やきものに関するさまざまな環境、ネットワークが充実しています。やきものに関わる人、やきものが好きな人からすれば多治見は聖地なのです。

穴窯焼成風景

穴窯焼成風景

 そんなやきものの町多治見で、初心者の方でも楽しく気軽に陶芸体験していただけるスポットを紹介したいと思います。私の職場でもあるヴォイス工房という陶芸教室(お問い合わせ0572-25-2233、月曜休館だが祝日の場合は営業)です。公園や遊歩道に囲まれており、桜や紅葉などが季節により楽しめるなど、ロケーションがとても良いのが自慢です。お隣には、岐阜県陶磁資料館というやきものの歴史を学べる施設があり、すぐ近くには岐阜現代陶芸美術館やギャラリーヴォイスなどがあり、器以外にも近年のやきものに触れることができます。また、市街地にも近く、作家ものの器を実際手に取って購入できるショップなども数多くあります。見て、触れて、実際に作って、とても充実した時間が過ごせます。

 11月1日〜3日には多治見市制70周年記念協賛事業として「たじみ炎上」という薪(まき)による穴窯焼成のイベントがあります。同時期に多治見まつりと修道院ワインフェスタなども行われるので、秋の過ごしやすいこの時期に多治見を満喫するのもいいですね。


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