飛騨・美濃じまん通信 Vol.22

岐阜県観光・ブランド振興課 宝もの認定プロジェクト担当 千田 友清さん

ろうそく灯りに映える江戸期の歌舞伎衣裳

ろうそく灯りに映える江戸期の歌舞伎衣裳

 県では、県民参加でふるさとの誇りとなる地域資源を掘りおこし、磨きをかけ地域の魅力を高める「飛騨・美濃じまん運動〜岐阜の宝もの認定プロジェクト」を推進しています。このプロジェクトの中で白川郷、飛騨高山などに続き、今後の岐阜県観光の振興につながる地域資源として期待される"岐阜の宝もの"に認定されたのが「東濃地方の地歌舞伎と芝居小屋」です。

 江戸時代に中山道を介して岐阜県にもたらされた歌舞伎は、地域の祭礼と結びつくことで奉納舞として受け入れられ、地歌舞伎として現代に受け継がれています。

 現在、県内には27を超える保存団体があり、その数の多さは日本一を誇ります。また、江戸期から伝わる歌舞伎衣裳や、劇場型の木造芝居小屋が数多く残されていることも他の地域にはない特徴です。

 特に、これらは東濃地方に集中しており、従来からの保存・継承活動に加えて観光振興に目を向けたことで"岐阜の宝もの"に認定され、様々な観光活用事業が展開されています。

岐阜旅STYLE2011ポスター月

岐阜旅STYLE2011ポスター

 深瀬では、ゆったりと浅瀬ではあわただしく流れゆく!!

 金華山の影を写し、太陽の光はキラキラと眩(まぶ)しく、夕日は穏やかに長い彩を残す。

 例えば、中津川市の駅前には、地歌舞伎情報を発信する「岐阜自慢ジカブキプロジェクト事務局」が設置され、旅行会社などへのPRを行うほか、地元企業と共同開発した土産品が同じビルの「にぎわい特産館」に並んでいます。

 また、これまで地歌舞伎に触れたことのなかった方にその魅力を伝えようと、「衣裳展」が今年の7月と9月の2回、瑞浪市の相生座で開催され、好評を博しました。

 そこで、惜しくも衣裳展を見逃してしまった方に朗報ですが、展示された衣裳の一部と、衣裳展の特別企画として開催された歌舞伎衣裳ファッションショーが10月15日岐阜市で開催される「岐阜旅スタイル2011〜飛騨・美濃じまんミーティング〜」のオープニングイベントとして実施されることが決定されました。

 このイベントでは、新しい"岐阜の宝もの"が発表されるほか、岐阜県観光の魅力を発信する多彩な催しが行われますので、是非お出かけください。



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